ある患者さんを拝見したことがあります。
「風邪で病院に行ったら、解熱鎮痛剤をもらいました」
「家に帰ってから解熱鎮痛剤を飲んだら苦しくなって救命センターに行きました」
ぜんそく患者さんの約10%に解熱鎮痛薬によって発作を起こす
● アスピリンぜんそく
と呼ばれる患者さんがいます。
解熱鎮痛薬の多くは、
● 飲み薬や坐薬ですが、時に貼り薬や塗り薬
も原因になります。
病院で処方される主な解熱鎮痛薬
バファリン®、ロキソニン®、ボルタレン®など
市販薬の主な解熱鎮痛剤
バファリンA®、イブ®、ノーシン®、新セデス®など
● 解熱鎮痛剤を飲んで苦しくなったことがあれば必ず医師に相談しましょう
今後は解熱鎮痛薬を飲まないように気を付けなければなりません。
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- クリニックだより2024.03.28毎日の食事の重要性:健康食品と普通の食事、そして野菜スープの役割
- クリニックだより2024.03.28高齢化社会と寝たきり予防:骨粗しょう症検査のご案内
- 内科2024.03.28咳をして胸が痛いとき:原因と治療法
- 皮膚科2024.03.28光線療法(エキシマライト)について