劇団四季の『ゴーストアンドレディ』を観てきました

2024.7.7

皆さんこんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

先日、劇団四季の『ゴーストアンドレディ』を観てまいりました。

この舞台は私たち医療従事者、そして患者の皆さんにも深く響く内容でしたので、その感動を皆さんと共有したいと思います。

『ゴーストアンドレディ』は、フローレンス・ナイチンゲールの生涯を描いた作品です。

ナイチンゲールは病に苦しむ人々に献身的に寄り添い、看護の道を切り拓いた先駆者です。

この舞台を通じて、生きることの意味や誠実の力が一貫して問いかけられました。

ナイチンゲールの生涯は、絶望に直面しながらも生きる意味を見出そうとする姿勢が描かれています。

彼女の信念と誠実さは、医療従事者としての私たちにとっても大きな示唆を与えてくれます。

患者さん一人ひとりに対して誠実に向き合い、献身的に看護することの重要性を改めて感じさせられました。

劇中では、絶望と向き合いながらも生きる意味を見つけ出そうとするナイチンゲールの姿が強調されていました。

このテーマは、私たちが日々直面する困難や苦しみに対しても、希望を見出す手助けとなるでしょう。

劇団四季の舞台は、その歌と音楽の力によって、言葉にできない「心」の部分を表現しています。

歌の力は、私たちの感情に直接訴えかけ、深い感動を呼び起こします。

この感動は、日常の業務や生活の中で忘れがちな大切なことを思い出させてくれました。

ナイチンゲールの生涯を通じて、人を信じる気持ちの強さが描かれていました。

この信念は、患者さんとの信頼関係を築く上で欠かせない要素です。

私たち医療従事者も、患者さんを信じ、共に歩むことの大切さを改めて感じました。

劇団四季の理念である「生きるに値する」という言葉は、私たちの心に深く刻まれました。

目の前の人生を頑張って生きる価値は確かにあり、その価値を見出すためには、誠実に、そして希望を持って生きることが大切です。

『ゴーストアンドレディ』を観る機会がない方々にも、この舞台が持つメッセージは私たちの診療や日常生活に通じるものです。

私たち医療従事者も、日々の業務を通じて、患者さん一人ひとりに真心を持って接することの大切さを感じることができました。

皆さんも、ぜひこの物語のメッセージを心に留め、生きることの意味や誠実の力を感じていただければと思います。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長山口裕礼

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