クリニックだより 内科

【2023年】コロナの後に透明な痰が絡む場合に考えること。

内科

コロナ後に痰の症状で困っている患者さんが多くおられます

多くの場合、のどに痰が絡んだ感じになり、痰が切れず苦しくなる事があります。

鼻からのど、気管支~肺のいずれかが悪さしています

● 痰がからむ

● 痰の切れが悪い

● 痰が多い

● 痰が引っかかって出ない

● 痰があるからすっきりしない

● 痰がつかえる

● 痰を出すために咳払いを常にしている

● 痰が出るとすっきりする

● 痰がでればすっきりするんだけど・・

● 痰がへばりつく

● 痰がのどにいつもある

● 痰で胸苦しい

など、コロナになった後に痰が長引くことがあります。

痰が絡むときに考えるべきこと

1. 本当に痰なのか?

2. 痰ではなく、喉(のど)が炎症を起こして腫れている感じ=痰がらみの感覚になることが多くあります。

3.痰だとしたら、どこから出ているのか?

痰は主に鼻や副鼻腔、肺や気管支から出てきます。

コロナ後に違うような病気になることがあります

例えば、

● ぜんそく

● 慢性気管支炎

● 咽頭炎

● 副鼻腔炎

● 逆流性食道炎

● 精神的ストレス

多く痰が出る方の特徴

・アレルギー性鼻炎がある

・タバコを吸っている、吸っていた

・犬や猫など毛の生えたペットがいる

・喘息がある

・春秋に咳が長引きやすい

・痰が詰まって苦しくなることがある

・鼻が悪い(いつもつまっている、ニオイを感じにくい)

なかなか良くならない痰は呼吸器内科・アレルギー科へ

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投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。