🌸しあわせは「食べて・寝て・待つ」ことから🌙〜心と体をととのえる薬膳ライフ〜

こんにちは。
このブログは、NHKドラマ『しあわせは食べて寝て待て』に登場する主人公、麦巻さとこの目線で綴った“薬膳的エッセイ風”の記事です🍚✨


ドラマを観ている方も、初めての方も、心がほっとする「日常と薬膳」の小さなヒントを受け取っていただけたら嬉しいです💠

🍴今週の食卓から感じたこと

春のある日、私の食卓には
🌿ご近所からいただいた「天ぷら」
🏞外食先でいただいた「麦とろご飯」
そして、自宅での「足湯タイム」──。

どれも派手ではないけれど、
心がじんわり温まる「ささやかな幸せ」でした☺️

🍤もらった天ぷらの薬膳的パワー💡

✅カボチャ🎃

体を温め、気を補うとされる食材。
元気が出ない日や、胃腸が弱っている時にもぴったり。
ビタミンEも豊富で、アンチエイジングにも✨

✅まいたけ🍄

五臓を潤すとされ、免疫力を高める作用も◎
「キノコの王様」と呼ばれることもあり、現代栄養学でも注目!

✅さつまいも🍠

「脾(ひ)」の働きを助け、便秘や冷えにもよいとされます。
甘味と食物繊維が心にも体にもやさしい食材。

✅レンコン🌿

肺をうるおし、咳や喉の乾燥におすすめ✨
アレルギー体質の方にも合うことが多く、当院の患者さんにも人気の食材です!

🐟外食ランチの薬膳チェック✨

✅おそば🍜

「そば」は涼性の食材で、熱を冷ます働きがあります。
春先の「のぼせ」や「イライラ」にぴったり!
消化も良く、胃腸が弱っている時にも安心。

✅麦とろご飯🌾

麦には「湿」を取り除く作用があり、むくみ予防にも◎
とろろ(山芋)は「気」を補い、消化も助けてくれます。

✅しいたけ・里芋の煮物🥔

しいたけは「気を補う」+「免疫アップ」🍄
里芋は「脾胃をととのえる」と言われ、特に春の養生にぴったりです。

✅焼き魚🐟

陽性の食材で、冷えた体を内側から温めてくれます。
特に青魚なら、EPA・DHAも含まれ、血流改善にも役立ちます。

💭ネガティブ・ケイパビリティとは?

第4話で登場したのが
「ネガティブ・ケイパビリティ」という考え方。

📖これは、"どうにもならないこと"に対して、
すぐに答えを出そうとせず、「わからないまま耐える力」
のことです。

たとえば…

  • 病気の経過が読めないとき
  • 家族との関係がギクシャクしているとき
  • 不安や孤独の正体がつかめないとき

そんなときに、すぐに結論を出さず
「待つ」「寄り添う」「受け止める」力が、
本当の癒しや変化を生むことがあります🕊️

🦶足湯の効能:現代人への最高の“処方箋”

足湯は「足」から「心」を癒します。

✅血行促進で冷え改善
✅自律神経のリセットに✨
✅深いリラックスでよく眠れる

🌿私は夜に足湯をしながら、
ぼんやりとした時間を過ごすことがあります。
答えを出さない、ただ“感じる”時間として──。

🌈まとめ:ささやかな日常が、最高の薬になる

「ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、あとは待ってみる」

それは、現代を生きる私たちへの優しいメッセージかもしれません。

薬膳はただの食事法ではなく、
心と体の声を“聴く”手段でもあります。

そして、すぐに答えを出さない時間もまた、
とても大切な「治療」のひとつです💠


📺『しあわせは食べて寝て待て』は、
まさにそんな気づきをくれるドラマです。
みなさんも、自分の“しあわせのレシピ”を見つけてみませんか?🍚🌸


📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
🩺山口裕礼(やまぐち ひろみち)

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート

環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)