🌬️台風と呼吸器疾患の深い関係とは?🌀

~台風9号接近に備えて、呼吸器を守る生活術~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

2025年8月初旬、台風9号が関東に接近する恐れが報じられています。今回の台風は伊豆諸島や関東地方沿岸に暴風・大雨・高波をもたらす見込みであり、特に呼吸器疾患をお持ちの方にとって注意が必要なタイミングです。

そこで今回は、台風が呼吸器に与える影響と、日常生活で気をつけるべきポイントを解説いたします🩺

🌀台風が呼吸器に与える影響とは?

台風が近づくとき、次のような環境の変化が起こります。

🌫️1. 気圧の急低下 → 喘息悪化のリスク

気圧が急激に下がることで、気管支が敏感になり、喘息発作や咳が誘発されやすくなります
特に低気圧に弱い方は、頭痛・倦怠感・息苦しさなどを感じるケースも。

🌪️2. 強風・高湿度 → アレルゲン・カビの拡散

台風による強風や湿気は、ハウスダストやカビの繁殖・飛散を助長します。
その結果、アレルギー性鼻炎やアトピー性咳嗽、COPDの症状悪化にもつながる可能性があります。

💨3. 空気中の微粒子増加

台風前後は大気が不安定となり、PM2.5や微小粒子が舞いやすくなります。これらの吸入は気管支への炎症を誘発し、特に小児・高齢者・慢性疾患のある方にとって負担になります。

📋こんな症状が出たら要注意!

  • 胸が締めつけられるような感じがする
  • 咳が止まらない・痰が絡む
  • 息が吸いにくい、動くと苦しい
  • 頭痛やめまい、倦怠感がひどい

これらは気圧や湿度、アレルゲンの影響で生じることがあります。

🏠呼吸器を守るために今日からできること

✅1. 室内を清潔・乾燥に保つ

👉 特にエアコンのフィルター掃除除湿器の活用が効果的です。

✅2. 外出は最小限に・マスクを着用

👉 強風時は花粉やカビ、粉塵が舞うため、マスクを使用しましょう。

✅3. 気圧変化の対策に

👉 市販の気象病アプリで体調管理を。症状が出た場合は早めの受診をおすすめします。

✅4. 予備薬・吸入器のチェック

👉 喘息やCOPDの方は、定期薬の残量を確認し、吸入器の使い方を再確認しておきましょう。

📍当院からのメッセージ

台風の接近は避けられませんが、正しい知識と準備で大きな影響を防ぐことはできます。
当院では、喘息・COPD・アレルギー性咳嗽など呼吸器疾患のご相談をいつでも受け付けております。

また、「最近の気候で体調が不安定」という方には、Sky10による体調可視化測定やAGEリーダーによる生活習慣リスクの可視化も行っております✨

お気軽にご相談ください😊

☔今後の天気にご注意を!

最新の天気予報によると、

  • 8月1日(金)〜2日(土):伊豆諸島〜関東に暴風雨接近⚠️
  • 波の高さ:最大7m 🌊
  • 雨量:関東で100mm以上の大雨の恐れ☔
  • その後も日本海側を中心に強雨が予想されます。

体調と安全を最優先に、不要不急の外出は控えて早めの備えをお願い致します!

📣まとめ:呼吸器疾患と台風のポイント

観点台風の影響対策
気圧変化咳・喘息悪化予備薬管理・体調記録
湿度上昇カビ増殖・鼻炎悪化室内除湿・清掃
強風アレルゲン飛散外出控え・マスク使用
大雨外出困難・受診の遅れ早めの通院・電話相談

「台風のときこそ、自分の身体と向き合うチャンスです🌿」
今後の天候に備えて、呼吸器のケアも忘れずに🙏✨

📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
https://yamaguchi.clinic/

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)