🚬たばこと🍰お菓子、そして“やめられない理由”に向き合う

~あるご夫婦と「からだ整えラボ」での会話から~

こんにちは。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です👨‍⚕️

当院には日々、さまざまなご相談が寄せられます。
今回ご紹介するのは、あるご夫婦が「からだ整えラボ(仮)」を訪れた際のお話です。
とても印象的だったこのやりとりを、今日はブログに綴ります✍️

🚩「先生、夫にたばこをやめさせてください」

最初に話を切り出したのは奥様でした。
「先生、夫のたばこをやめさせてください」
静かながらも真剣な表情。

ご主人は高血圧と肺気腫を抱えており、医師としては当然「禁煙が望ましい」と伝えるべき状況です。

しかし――
私の答えは少し違います。

「たばこは、単なる“悪習慣”ではなく、“依存症”です。
危険性をいくら話しても、それだけでは変われません。」

🧠 そこで「からだ整えラボ」へ

からだ整えラボでは、当院の強みであるSKY10とAGE測定を用いて、
体の中から現在の状態を“可視化”します✨

ご主人の結果は…
意外にも「それほど悪くない」ものでした。

  • 血管の状態:さほど動脈硬化なし
  • AGEs(終末糖化産物):年齢相当

唯一、目立っていたのは「ストレス」
そして、「ストレスに対して弱い傾向」が数値に表れていました。

😐「ストレス、ありますか?」

静かに私が問いかけると、ご主人はこう答えました。

「いや~…そこまで、ないですよ。」

…が、隣の奥様がすかさず一言。

「そんなことないでしょ?言っていいの?💦」

どうやら、家庭内でのプライベートなストレスが背景にあるようです。
その“モヤモヤ”が、タバコへとつながっていたのかもしれません。

🍭奥様にもストレスの影?

実は、奥様にも気になる点がありました。
話していく中で、「お菓子が大好き」ということがわかりました。

ふと、私は奥様に問いました。

「もしかしたら奥様も、“ストレス”をお菓子で和らげているのでは?」

もちろん、お菓子は悪いものではありません。
でも、ストレスの“はけ口”が食べ物になると、気づかぬうちに体に負担が…

奥様はこう言いました。

「たばこを吸って薬(吸入)を使うのは、おかしいじゃないですか!」

それはごもっとも。でも…

🪞私たちは“できない人”の味方である

実際には、「お菓子を食べながら糖尿病治療をしている人」
「たばこを吸いながらCOPD治療を続けている人」もたくさんいます。

“わかっていてもやめられない”。

それが現実です。

だからこそ、医師として私は断言します。

❌「それはダメ」とは言いません。
✅「こうすればよいかもしれませんよ」と“ヒント”をお渡しします。

🧭ヒントが見つかる場所、それが「からだ整えラボ」

タバコをやめることも
お菓子を減らすことも
「正論」だけでは人は動きません。

でも、からだ整えラボで数値を可視化し、
ゆっくり話をして、自分の状態を“知る”ことで――

🌱「変わるきっかけ」を見つける人が、確実にいます。

🍀さいごに

タバコも、お菓子も、
なぜそれを必要とするのか――

そこに目を向けることで、
はじめて“本質的な改善”が始まります。

そして、そのサポートをするのが、私たち医療者です👨‍⚕️👩‍⚕️

からだ整えラボでは、誰にも怒られず、誰にも否定されずに、
あなたの“ヒント”を一緒に探します🧭

📍今日の一言まとめ

🚭「タバコはストレスの出口だった」
🍩「お菓子は心のごほうびだった」
🧠「でも、それ以外の方法もあるかもしれない」
💡それを探すのが、からだ整えラボの役目です✨


📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
📍からだ整えラボ

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)