🍚【からだ整えラボ】海外から見た日本食の力

〜がん改善を目指して日本食にたどり着いた一人の物語〜
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。
📖一冊の本から見えてきた、日本食の価値
先日ご紹介した書籍『健康を害するすべてのもの』の中に、非常に印象的なエピソードがありました。
アメリカ人女性ジルさんは、がんの診断を受け、従来の治療に加えて自らの体を整える方法を模索していました。
そこで彼女がたどり着いたのは──
日本の伝統的な食事(玄米、季節の野菜、味噌汁、海藻、ナッツ、種子類)だったのです。
🌏海外の人が「日本食」にたどり着くまでの努力
ジルさんは、手術や治療だけに頼らず、食生活・生活習慣の改善に全力で取り組みました。
マクロビオティックの食事を取り入れ、季節の野菜や海藻、発酵食品を中心とした食事に切り替え、
さらにストレスケアや鍼治療など、心身をトータルで整える生活を始めたのです。
結果として、病状は改善傾向を示し、彼女は「体と心を調和させることの大切さ」を確信するに至りました。
🇯🇵日本人として、この話をどう受け止めるか?
私たち日本人は、このような伝統的な食事や生活文化を本来、日常の中に持っているはずです。
しかし、現代の食生活はどうでしょうか?
- 白米中心で精製食品が多い
- 野菜より加工食品が多い
- 発酵食品の摂取が減っている
- 高脂肪・高糖質な欧米型の食事が日常化
気がつけば、海外の人が「健康のために」努力してたどり着く食生活を、
私たちは自ら手放しつつあるのかもしれません。
🥢からだ整えラボ的・日常でできる「日本食回帰」のヒント
- 主食を見直す:パンは控えて、白米だけでなく玄米や雑穀米を取り入れる
- 発酵食品を毎日少しずつ:味噌汁、納豆、漬物など
- 旬の食材を選ぶ:季節ごとの野菜・果物で栄養を自然に調整
- 海藻・小魚を常備:ミネラルと食物繊維を手軽に補給
- 「腹八分目」を意識:食べ過ぎによる代謝負担を減らす
🧠健康は「取り戻せる文化」から始まる
海外の人が、命をかける思いでたどり着いた日本食。
私たちは、それを今からでも取り戻すことができます。
からだ整えラボでは、食生活や生活習慣の改善を、
無理なく続けられる形で提案し、実践のサポートをしています。
👨⚕️院長コメント
「伝統的な日本食は、最新の健康理論にも通じる“予防医療の知恵”です。
失われつつある食文化を、未来の健康のためにもう一度取り入れてみましょう。」
📌日々の食事や生活の中に、日本人の知恵をもう一度。
それが“なんとなくの不調”を整える、最初の一歩になるかもしれません🍵
投稿者プロフィール

-
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
からだ整えラボ2025年8月9日🍚【からだ整えラボ】海外から見た日本食の力
からだ整えラボ2025年8月9日🌙 夏の夜、盆踊りで心と体を整える✨
からだ整えラボ2025年8月9日🌿【からだ整えラボ】夏休み前に“姿勢リセット”&マシンピラティスの魅力✨
クリニックだより2025年8月9日🌻 夏季休暇のお知らせと休診期間中の対応について 🌻