お子さんが保育園で感染症をもらってきたら ~祖父母への感染リスクと予防対策~
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お子さんが保育園で感染症をもらってきたら ~祖父母への感染リスクと予防対策~
こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックです。
お子さんを保育園に預けている親御さんにとって、風邪やインフルエンザ、RSウイルスなどの感染症が気になる季節が近づいてきましたね。
保育園では、どうしても子ども同士が密接に触れ合う場面が多く、RSウイルスやその他の感染症にかかりやすい環境です。
特にこの季節は、感染症が流行しやすく、お子さんが保育園をお休みすることも珍しくありません。
その際、祖父母にお子さんのおもりをお願いすることがあるかと思いますが、実はこの「おもり」がきっかけでお孫さんから祖父母へ感染が広がるリスクが増える可能性があります。
高齢者への感染リスクを抑えるために
特にお孫さんがRSウイルスに感染している場合、元気な大人でもうつることがあり、軽い風邪のような症状で済むことも多いですが、基礎疾患がある方や免疫力が低下している方、高齢者にとっては重症化のリスクが高まります。
症状が悪化し、肺炎に進行する可能性もあります。
予防策としてのワクチン
多くの方は、毎年インフルエンザワクチンを接種する習慣があるかもしれませんが、RSウイルスに対するワクチンも今年の冬に向けた予防策として検討いただければと思います。
RSウイルスワクチンは、特に60歳以上の方や基礎疾患がある方に推奨され、感染時の重症化リスクを減らす効果が期待されています。
子どもから高齢者への感染を防ぐためにも、この予防策を取り入れていただくことは、ご家庭全体の健康維持につながります。
ご家庭でできる対策と当院でのサポート
お孫さんのお守りをお願いするときは、できるだけ手洗いやマスクの着用を心がけ、換気をよくするなど、感染予防の工夫を取り入れてみてください。
もちろん、ワクチン接種についての疑問や不安がある場合は、当院でも丁寧にご説明させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
大切なご家族みなさんが安心して過ごせるよう、この冬に向けてできる予防策を一緒に考えていきましょう。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
投稿者プロフィール
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