クリニックだより

今年もありがとうございました。来年への抱負

今年もありがとうございました。来年への抱負

皆さんこんにちは。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

2024年もいよいよ終わりを迎えようとしています。

今年一年、当院に通院いただいた皆さま、そして支えてくださったすべての方々に、心から感謝申し上げます。

当院も来年1月で開業9年目を迎えます。こうして歩みを続けてこられたのも、皆さま一人ひとりの健康に対する真摯な姿勢と、私たちの医療を信じていただけたおかげです。

来年は10年目への土台を築く、大切な一年にしたいと考えています。

これまで以上に患者さまの健康に深く寄り添い、より一歩踏み込んだ医療を提供する決意です。

慢性疾患治療の壁を乗り越えるために

慢性疾患の治療は、単に症状を抑えるだけでは十分ではありません。

薬の力は確かに大きな助けとなりますが、それだけでは根本的な改善に至らないことも多いのが現実です。

慢性疾患を「治す」ことは、医療において最も難しい挑戦のひとつです。

それでも、当院はその高い壁を乗り越えることを使命として、日々の診療に取り組んでいます。

壁を乗り越えるためには、患者さま自身の協力が不可欠です。

治療の一環として、生活習慣の見直しが求められます。具体的には、以下のような要素が重要です。

  • バランスの取れた食事内容の工夫
  • ストレス管理の方法の確立
  • 睡眠時間を十分に確保する習慣
  • 女性特有の体調変化への適切な対応

これらは一人ひとり異なる要因であり、個別にアプローチする必要があります。

そのため、患者さまとともに課題を整理し、最適な方法を見つけていく努力が必要です。

当院では、そうした取り組みを引き続きサポートしていきます。

医療への意識が変わることで起こる大きな変化

今年の秋からは、定期的に通院され、健康への意識が高い患者さまを対象に、生活習慣の見直しや個別のアプローチを少しずつ導入しています。

こうした患者さまの姿勢には、私たちも学ぶことが多くあります。

患者さま自身が「より良い健康」を目指す意識を持つことで、治療の可能性が大きく広がるのです。

一方で、通院の頻度が少なかったり、医療に対する関心がまだ高まっていない方々にとっては、こうした変化を起こすことが難しい場合もあります。

そのような方々に対しては、まず医療の重要性をお伝えし、小さな一歩から始められるような提案を行ってまいります。

私たちはすべての患者さまに寄り添い、それぞれのペースで健康に向き合っていただけるよう努めます。

一緒に目指す「より良い健康」

2025年は、当院にとってさらなる飛躍の年にしたいと考えています。

「治療」を「健康な生活」へとつなげるための具体的な取り組みを進め、患者さまと共に「壁」を乗り越える努力を続けていきます。

私たちの目標は、ただ病気を治すことだけではありません。

その先にある、患者さま一人ひとりが笑顔で過ごせる日々をサポートすることです。

そのためには、医療の質を高めるとともに、患者さま自身が前向きに取り組む環境を整えることが大切です。

これからも、皆さまの健康を全力で支えるクリニックであり続けることをお約束します。

一緒に「より良い健康」を目指していきましょう。どうぞ、素晴らしい新年をお迎えください。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
山口裕礼


投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。