🔥🫁なぜ病気がいくつも重なるのか?その根っこにある“体の炎症”の話🌿

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

今日は、ある患者さんとのやりとりをもとに、とても大切な話をしたいと思います。

🧑‍🦳実在する患者さんの例

  • 喘息
  • 関節リウマチ
  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 糖尿病
  • 橋本病(甲状腺機能低下症)

これらすべてを抱えておられる方が実際にいらっしゃいます。

そして現在、
💊各科に通院し、それぞれの病気に対して薬を処方されています。

でも、私は思うのです。

「本当にこれは“たまたま病気が多い”だけでしょうか?」

🧬キーワードは “慢性炎症” という見えない火種

これらの病気に共通していること――
それは、体の中に“慢性の炎症”が続いているということです🔥

  • 喘息 ➡︎ 気道の炎症
  • リウマチ ➡︎ 関節の自己免疫性炎症
  • 高血圧・高脂血症 ➡︎ 血管の内皮炎症
  • 糖尿病 ➡︎ インスリン抵抗性+膵臓の炎症
  • 橋本病 ➡︎ 甲状腺への免疫攻撃=炎症

これらは「別々の病気」ではなく、「炎症体質という共通の土壌」に咲いた花のようなものなのです🌱🌸🌼🌾

🍞食事・睡眠・運動――どれも“火種”を大きくも小さくもする

🥐【1】朝からパン+ジャム+ハム…その炎症、強まってませんか?

  • 白いパン+砂糖(ジャム)=血糖急上昇+腸内環境悪化
  • ハム・ソーセージ=トランス脂肪酸・保存料=炎症物質🧪
  • お菓子=AGEs(糖化)+脂肪肝+腸内細菌バランスの崩れ

👉 「病気に効く食べ物」より「病気を呼ぶ食べ物を減らすこと」が最初の一歩です!

😴【2】睡眠不足や浅い眠りも、炎症体質を悪化させます

  • 睡眠中、体は「炎症を修復する作業」をしています
  • 寝不足や途中覚醒は、免疫のブレーキを壊してしまう🧠
  • 逆に、しっかり眠れるだけで「自己治癒力」が目覚めます✨

🚶‍♀️【3】歩かない=代謝が回らず“火の粉”がたまる

  • 筋肉は「炎症の消火器官」でもあります
  • 歩くことで腸が動き、血糖や血圧も整う
  • 運動はうつ気分を和らげ、食欲の調整にもつながります

👉「いきなりジム」ではなく、“毎日+15分だけ歩く”からで十分です😊

🧘‍♀️まずは、ひとつだけ変えてみませんか?

たくさんの病気、たくさんの薬、たくさんの診察…

「もう無理」
「がんばりたくない」
「何から変えればいいの?」

そう思って当然です。
でも私は思います。

“たくさんの病気”があるなら、
“共通の原因”を探して整えた方が、ずっと効率がいい。

🌟あなたの体は、「よくなりたがっている」かもしれません

体は、薬だけで変わるものではありません。
でも薬を使いながらでも、
食事・睡眠・運動をほんの少し変えるだけで、体は驚くほど素直に応えてくれます。

🔁 炎症が少し落ち着くだけで、
➡︎ 薬が減らせる日がくるかもしれません。
➡︎ 気分が晴れて、体が軽くなるかもしれません。

📝まとめ

  • 多くの慢性病の背後には「炎症体質」がある
  • パン+加工肉+お菓子の習慣が“体の火種”を育てているかも
  • 睡眠と運動は、薬と同じくらい大切な“治療”になる
  • 「すべてを治そう」とせず、まずひとつ変えることがスタート!

📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
慢性疾患を「ひとつずつ」ではなく、「体全体から」見ていく視点を大切にしています。

「病気がいっぱいあってもうイヤ」
「どこから変えればいいの?」
そんな気持ちがある方も、ぜひご相談くださいね😊

一緒に整えていきましょう。

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)