🦠 今はA型が猛威!それでも今からワクチンを打つべき理由とは?

こんにちは🌸
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックです。

このところ、当院にもインフルエンザA型の患者さんが急増しています。
高熱・全身倦怠感・咳や喉の痛み──
「今年のA型は強い」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな中で
「もう流行してるのに、今さらワクチンは意味ある?」
という質問をよくいただきます。

結論から言うと、
💡今からでもワクチンを打つ意味は大きいです!

💉 ワクチンは「A型・B型の両方」に対応しています!

インフルエンザワクチンは、
毎年その年に流行が予測される**4種類の株(A型2種類+B型2種類)**が入っています。

つまり、
「今はA型が流行中」でも、
これからやってくるB型の波にも備えることができるのです🌊

実際、例年は

  • 冬の前半(11〜1月)👉 A型
  • 冬の後半(2〜3月)👉 B型
    と型が入れ替わることが多く、
    B型は子ども〜中年層にも広く感染します。

⏰ まだ間に合う!ワクチンの効果期間

インフルエンザワクチンは、
接種してから2週間ほどで抗体ができ始め、約5か月間持続します。

つまり、今(11月)に打てば、
👉 来年3〜4月のB型流行期までしっかりカバーできるんです✨

「今さら」ではなく、
“これから”の備えになる時期なんですね。

🧬 A型とB型の違いとは?

特徴A型B型
主な流行時期11〜1月2〜3月
感染力強いやや弱いが長引く
症状高熱・全身倦怠感微熱や咳が長引く傾向
対応ワクチン

特にB型は「なんとなく治らない風邪」のように見えることも多く、
仕事や学校を長期に休む原因になることもあります💤

A型で免疫がついても、B型には効きません。
そのため、ワクチンによる事前防御が大切です。

🌸 メッセージ

「いま流行しているA型だけでなく、
これから控えるB型への備えが、今の接種にはあります。
“感染しにくく”“重くならない”体をつくるために、
早めのワクチン接種をおすすめします。」

発熱や体調不良がある場合は、
ご来院前にお電話でご相談ください📞

💬 まとめ

タイミング意義
今(A型流行期)A型の重症化を防ぐ+B型への準備
2〜3週間後B型への免疫完成期に入る
春先までワクチン効果が持続!安心して過ごせる

🌿
「もう遅い」ではなく、
“今だからこそ、間に合う”ワクチン接種

家族や職場を守る“思いやりの予防”を、
今こそ一緒に始めましょう✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
カラダ取説®マスター・ジェネラル ← NEW✨
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞