おかげさまで、開業後5日経ちました。
休日もあり、さらに皮膚科の診療時間が少なかったのにもかかわらず100人以上の患者さんに来院をして頂きました。
呼吸器内科を受診された患者さんの多くは
■ 咳がなかなか止まらない
■ 息切れがする
■ 喘息(ぜんそく)と診断されていたが、本当かどうか知りたい
■ ぜんそく(喘息)だが胸の調子が悪い
このような訴えで受診して頂きました。
咳や息切れで来院して頂いた患者さんの多くは、
■ アレルギー性の咳で「咳ぜんそく、ぜんそく」
■ 喫煙(現在、過去も含め)による「慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)」
でした。
呼吸器内科でアレルギー性の咳や喫煙による息切れを疑うポイントは
■ まずは詳細な問診と診察です。
さらに検査を複合して行い、総合的に判断をします。
当院で初診でぜんそく、慢性気管支炎などが疑われた場合には
■ 胸のレントゲン:結核や肺がんなどが、ないかどうか見ます。
■ 呼吸機能検査:肺活量など胸の基本的な検査です
■ モストグラフ:気管支が狭くなっていないかどうか調べます
■ 呼気一酸化窒素検査:アレルギー性の咳やぜんそくの簡易的な検査機械です。
■ アレルギー検査:採血で何のアレルギーがあるかどうか調べます。
上記の検査を複合して行います。
時間はそれほどかからず、患者さんの負担も少ないです。
アレルギー検査以外は当日に結果をご説明できます。
また、多くの患者さんとお話をして感じたことは
■ ぜんそく(喘息)や呼吸器の病気を上手に理解をされていない
■ 薬の使い方(吸入する薬)が上手にできていない
上記2点です。
今後は、医師が診察時に説明するだけではなく、
当院のスタッフにて
■ 吸入の見本を用いての説明、吸入方法のやり方や確認など
をできるように早めに考えたいと思います。
目に優しい問診票の一部抜粋:イワタUDフォント
優しい肺の検査 総合呼吸抵抗測定装置 モストグラフ
優しいぜんそくの検査 呼気一酸化窒素検査
優しいレントゲン検査
世に一番普及している肺機能検査 スパイロメーター
優しい採血
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
最新の投稿
- 内科2024年11月21日のどを守って喘息を悪化させないために:徹底ガイド
- 内科2024年11月21日秋の喘息管理:季節の変わり目に注意を
- 内科2024年11月21日鼻炎、副鼻腔炎と咳の関係について
- クリニックだより2024年11月21日高齢化社会と共に考える—「老害」という言葉をどう受け止めるか