🍊患者さんからいただいた「秋の恵み」〜干し柿づくりのはじまり〜

本日、患者さんからたくさんの立派な柿をいただきました。
私が診察の合間に「干し柿が好きで、でもスーパーで買うと高いから、今年は自分で作ってみようかな」と話したのを覚えていてくださったそうです。

そのお気持ちが本当にうれしく、胸が温かくなりました☺️✨

しかも…!
いただいた柿は、ヘタにしっかりと枝が残されていて
「干しやすいように」との一工夫が。
この“ひと手間”に、やさしさと心づかいを感じます。
ありがとうございます🍀

🍎干し柿は「薬膳的にも優れた自然のサプリ」💊✨

薬膳の世界では、干し柿は単なる甘いおやつではなく、
「肺を潤し、咳を鎮め、のどを整える」食材として知られています。

秋から冬にかけては、空気が乾燥し、呼吸器に負担がかかる季節。
そんなときに、柿の持つ自然の力が体をやさしく守ってくれます🌬🍃

薬膳的効能を簡単にまとめると👇

  • 🫁 肺を潤す:乾いた咳、喉の痛みに良い
  • 💓 体を冷ます:熱っぽさや口の渇きに
  • 🩸 血圧を安定させる:高血圧傾向の方にも
  • 🧘‍♀️ 心を落ち着ける:柿の自然な甘みがリラックス効果を

ただし、食べすぎると体を冷やすこともあるため、
温かいお茶(生姜湯やほうじ茶)と一緒にいただくのがおすすめです🍵

🍂「干し柿」の作り方(やさしい手順)👩‍🍳

1️⃣ 渋柿を洗ってヘタを残し、枝をT字型にカット
2️⃣ 熱湯で5〜10秒ほど消毒(カビ防止)
3️⃣ 皮をむいて、紐でつるす(枝を利用して固定)
4️⃣ 風通しのよい日陰で10〜14日干す
5️⃣ 途中で手でもんであげると柔らかく甘く✨

自然の甘さがぎゅっと凝縮され、
まるで秋の太陽を閉じ込めたような味わいになります☀️

🍁「人の思い」でつながる健康

この柿を通じて感じたのは、
人と人との“つながり”が、健康を育てるということです。

食べ物の栄養だけでなく、
そこにこもった「思い」や「優しさ」こそが、
心の免疫力を高めてくれるのだと思います💖

患者さんとの日々のやりとりが、
私たち医療者にとっても大切な“からだ整え”の時間です。

🌈
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
病気を診るだけでなく、「季節と体」「人と人」を整える医療を大切にしています。
これからも、からだ整えラボを通じて、皆さんと一緒に季節の恵みを楽しみながら、
心と体を育てていけたらと思います🍀

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)