📘 私の大好きな一冊――エーリッヒ・フロム『愛するということ』

2025年12月19日 2025年12月19日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の山口裕礼（やまぐちひろみち）です。

今日は、
📖 何度も読み返している大切な本
📖 人生の節目ごとに意味が変わってくる本
をご紹介したいと思います✨

それが――
💙 エーリッヒ・フロム『愛するということ』 です。

🌱 「愛」は感情ではなく、技術である

この本の最も有名なメッセージは、
👉 「愛は感情ではなく、技術（アート）である」
という考え方です。

私たちはつい、
💭「好きになった」
💭「自然に愛せるはず」
と思いがちですが、フロムははっきり言います。

🖋️ 愛することは、学び、鍛え、実践するもの
🖋️ 努力と責任を伴う“能動的な行為”である

この視点は、読むたびに胸に刺さります💥

🪞 年齢と経験で“刺さる場所”が変わる本

帯にもある通り、

読む者の人生経験が深まるにつれて、この本は真価を発揮する

まさにその通りだと感じます📚✨

✔ 若い頃に読んだとき
✔ 医師になった頃
✔ 親になった今

同じ文章なのに、
🫀 心に響く場所がまったく違う のです。

❤️ 愛するとは「相手を所有しない」こと

フロムは、
❌ 依存
❌ 支配
❌ 「愛されたい」という欲求

これらを愛とは別物だと区別します。

そして、真の愛には👇
🌟 配慮
🌟 責任
🌟 尊敬
🌟 知ること

が必要だと語ります。

これは、
👨‍👩‍👧 家族
👫 夫婦
👨‍⚕️ 医師と患者
👥 社会との関係

すべてに通じる話だと、私は思っています。

🩺 医療と「愛するということ」

医療の現場でも、
「良かれと思って」が
時に支配や 押しつけ になってしまうことがあります。

だからこそ私は、
🫶 相手を“治そう”とする前に、理解しようとすること
🫶 答えを与えるより、一緒に考えること

を大切にしたいと思っています。

フロムの言葉は、
📖 医師としての姿勢
📖 人としての在り方

を、静かに正してくれる存在です🌿

📌 こんな方におすすめです

✨ 人間関係に悩んだことがある方
✨ 家族・夫婦・親子関係を考えたい方
✨ 「愛って何だろう？」と立ち止まったことがある方
✨ 忙しい毎日の中で、少し深く考えたい方

一度で理解しなくて大丈夫です😊
むしろ、何度も読む本です📘

🌈 最後に

「愛するということ」は、
📖 読んで終わる本ではありません。

🕰️ 人生と一緒に、
🧠 経験と一緒に、
❤️ 心の中で育っていく本

だと思っています。

もし本屋さんで見かけたら、
ぜひ一度、手に取ってみてください📚✨

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

からだ整えラボ
① 医学＝呼吸器・アレルギー
② 生活＝腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福＝働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）
＜受賞歴＞
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞