院長の愛用茶「福寿来A」——沖縄の自然の恵みを、毎日の一杯に

こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
今日は、私が日頃から愛用しているお茶のひとつ、沖縄長生薬草本社の
「福寿来A」をご紹介します。
沖縄物産センターで手に入れたもので、沖縄らしい薬草文化を感じる、香ばしく飲みやすい健康茶です。
パッケージには「沖縄からの自然の恵みをブレンド」とあり、 38種類の植物素材が使われています。 公式商品情報でも、福寿来Aは「沖縄県産品を中心に、38種もの野草・薬草を配合した健康茶」と紹介されています。
福寿来Aは、あくまで食品として楽しむお茶です。 病気を治す薬ではありません。
喘息、長引く咳、皮膚炎、糖尿病、高血圧、肝臓病、腎臓病などを治療中の方は、 健康茶やサプリメントで自己判断するのではなく、必要な診察と治療を受けてください。
このお茶を私が気に入っている理由
健康茶というと、「苦い」「クセが強い」「続かない」という印象を持つ方もいるかもしれません。 しかし、福寿来Aは香ばしさがあり、日常のお茶として比較的飲みやすいところが魅力です。
私自身は、これを「何かの病気を治すため」というより、 甘い飲み物や過剰なカフェイン飲料の代わりに、体をいたわる一杯として楽しむ という感覚で取り入れています。
温かくしても、冷やしても飲めるため、季節を問わず続けやすいのも良い点です。
期待できる健康サポートの方向性
1. 抗酸化を意識した植物素材
ローズヒップ、サンザシ、グァバ、黒ニンジン、モリンガ、ケール、ボタンボウフウなどは、 ポリフェノール、植物色素、ビタミン類をイメージしやすい素材です。
体の酸化ストレスや炎症は、呼吸器や皮膚の健康とも無関係ではありません。 ただし、お茶だけで炎症性疾患が改善するわけではありません。 毎日の水分補給を、少し体にやさしい選択に変える、という位置づけがよいと思います。
2. 食後の糖代謝を意識した素材
桑の葉、グァバ、バナバ、ギムネマシルベスターなどは、糖質や食後血糖を意識する健康茶素材として知られています。
ただし、糖尿病の薬、インスリン、血糖を下げる薬を使っている方は注意が必要です。 健康食品やハーブを自己判断で多量に使うと、薬の作用に影響する可能性があります。
3. のど・呼吸器を意識した素材
キキョウ、ドクダミ、クマザサ、クミスクチンなどは、昔から健康茶や民間的な利用で親しまれてきた素材です。
呼吸器内科の立場から言えば、咳、痰、喘鳴、息切れが続く場合に、 お茶だけで様子を見ることはおすすめしません。 一方で、温かいお茶での水分補給は、のどの乾燥を防ぐ生活習慣としては役立ちます。
4. 香ばしさと続けやすさ
ハトムギ、玄米、ウーロン、ハトポップなどが入っているため、 薬草茶でありながら、香ばしく飲みやすい味になっています。 健康習慣は「続けられること」が何より大切です。
38種類の原材料をすべて解説
パッケージおよび公式商品情報に記載されている原材料をもとに、38種類を整理します。 ここでの説明は、各素材の一般的な特徴や伝統的利用を紹介するものであり、 特定の病気への治療効果を保証するものではありません。
香ばしい穀物素材です。昔から美容や肌を意識する健康茶素材として親しまれています。
半発酵茶です。すっきりした風味があり、食事中のお茶としてもなじみがあります。
ハトムギ系の香ばしさを加える素材と考えられます。ブレンド全体を飲みやすくします。
ハブ茶の原料として知られる植物素材です。香ばしく、健康茶によく使われます。
玄米です。香ばしさとまろやかさを加え、日常茶としての飲みやすさに関係します。
沖縄でも親しまれている薬草素材です。健康茶として利用され、すっきりした印象を与えます。
ウコン系素材です。クルクミン類で知られますが、肝臓病のある方や薬を内服中の方は注意が必要です。
日本でも古くから健康茶として親しまれてきた植物です。独特の香りがあります。
ビタミンCやポリフェノールをイメージしやすい果実系素材です。酸味と香りのアクセントになります。
霊芝です。キノコ系の健康素材として知られ、健康茶やサプリメントに使われることがあります。
板藍根として知られる植物素材です。東アジアの伝統的な健康素材として用いられてきました。
黄精とも呼ばれる生薬系素材です。伝統的には滋養を意識して使われてきた素材です。
甘酸っぱい果実系素材です。ポリフェノールや有機酸を含む植物として知られます。
キノコ系素材です。健康茶のブレンド素材として使われることがあります。
香辛料としても使われる植物です。さわやかな香りが特徴です。
桑の葉です。糖質を意識する健康茶素材として知られています。
笹の葉系素材です。すっきりした香りがあり、健康茶素材として使われます。
南国の健康素材として知られるノニの葉です。沖縄らしさを感じる素材のひとつです。
グァバ葉茶として知られ、食後の糖質を意識する方に選ばれることがあります。
桔梗です。生薬の世界では、のどを意識する素材として知られています。
日本の民間茶でも使われることがある植物素材です。
沖縄では「長命草」とも呼ばれる素材です。沖縄の食文化や健康茶に関係の深い植物です。
紅花です。色味や「巡り」をイメージする植物素材として知られます。妊娠中の方は注意が必要です。
枇杷の葉です。昔からお茶素材として親しまれてきました。
コロソリン酸などで知られる植物素材です。糖代謝を意識する健康食品に使われることがあります。
健康茶のブレンド素材として配合されています。複数素材の一部として使われています。
ギムネマ酸で知られる植物です。甘味や糖質を意識する素材として知られます。糖尿病薬を使用中の方は注意してください。
甘草です。グリチルリチンを含む素材として知られます。血圧、むくみ、低カリウム血症などに注意が必要な場合があります。
柿の葉です。ビタミンCやポリフェノールをイメージしやすいお茶素材です。
マメ科植物です。栄養価のある葉物素材として知られています。ワルファリン内服中の方は緑色植物素材の摂取量に注意が必要です。
アントシアニン系の色素成分をイメージしやすい素材です。
明日葉です。日本の健康野菜として知られ、葉物素材として使われます。
沖縄系の健康茶素材として配合されています。ブレンド全体の一部として使われています。
葉にミネラルやポリフェノールを含む植物として知られます。近年、健康素材として注目されています。
アロエ系素材です。体質によってはお腹がゆるくなることがあるため、飲み過ぎには注意しましょう。
沖縄ではクワンソウとして知られる植物です。休息を意識する素材として紹介されることがあります。
甘茶蔓です。健康茶素材として古くから親しまれてきました。
緑黄色野菜です。ビタミン、ミネラル、食物繊維、カロテノイドを含む野菜として知られます。
飲み方の目安
ホットで飲む場合
ティーバッグをカップや急須に入れ、お湯を注いで数分置きます。 濃さは好みに合わせて調整します。 私は、最初はやや薄めに出して、食事中や仕事の合間に飲むのがよいと思います。
煮出す場合
やかんで水と一緒に煮出すと、より香ばしさが出ます。 濃く煮出しすぎると、体質によっては合わないこともあるため、最初は薄めから始めるのがおすすめです。
アイスで飲む場合
煮出したお茶の粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。 作り置きする場合は、衛生面を考えて早めに飲み切りましょう。
注意してほしい方
健康茶は「自然のものだから絶対に安全」というわけではありません。 特に次に当てはまる方は、摂取前に主治医や薬剤師に相談してください。
- 妊娠中・授乳中の方
- 小さなお子さんに飲ませる場合
- 糖尿病の薬、インスリンを使用している方
- 抗凝固薬、抗血小板薬を使用している方
- ワルファリンを内服している方
- 高血圧、腎臓病、肝臓病で治療中の方
- 薬を複数内服している方
- 健康食品やサプリメントで体調を崩したことがある方
甘草、ウコン、ギムネマ、バナバ、グァバ、ベニバナ、アロエなどは、 体質や薬との組み合わせによって注意が必要になることがあります。
福寿来Aは、日々の水分補給として楽しむには魅力的なお茶です。 しかし、病気の治療を目的に使うものではありません。 体調不良がある場合は、健康茶で様子を見るのではなく、医療機関にご相談ください。
まとめ
福寿来Aは、沖縄らしい薬草文化を感じられる、38種類の素材を使ったブレンド健康茶です。
私自身は、これを「病気を治すお茶」としてではなく、 毎日の生活を少し整えるための、香ばしくて続けやすい一杯 として愛用しています。
健康は、特別なことを一度だけ行うよりも、日々の小さな選択の積み重ねです。 甘い飲み物を減らす。温かいお茶で一息つく。自分の体を少し気にかける。 そうした習慣のひとつとして、福寿来Aは私にとって心地よい存在です。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、薬だけでなく、 睡眠、食事、運動、ストレス、生活習慣まで含めて、 患者さんの健康を一緒に考えていきたいと思っています。
参考情報
- 福寿来A 公式商品情報: OKINAWA Cho-sei-Shop「福寿来A」
- 厚生労働省: いわゆる「健康食品」のホームページ
- 消費者庁: 健康食品 一般の方向け
- 厚生労働省 eJIM: 薬とハーブの相互作用について知っておくべきこと
- 国立健康・栄養研究所: 「健康食品」の安全性・有効性情報
※本記事は、食品としてのお茶の紹介を目的としたものであり、特定の疾患に対する診断・治療・予防効果を保証するものではありません。

投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞
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