クリニックだより 内科

喘息(ぜんそく)で痛み止め、解熱剤が使えない理由

内科

薬で発作を起こす患者さんがおられます

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● 風邪薬を飲んだら咳が出て苦しくなった

● 痛み止めを飲んだら苦しくなった

● バファリンを飲んだら苦しい

● ロキソニンを飲んだら苦しくなった

痛み止めや解熱剤で苦しくなる患者さんがおられます。

風邪薬の中にも解熱や痛み止めの成分が入っています。

アスピリン喘息

といいます。

解熱鎮痛薬の多くは、

● 飲み薬や坐薬ですが、時に貼り薬や塗り薬

も原因になります。

病院で処方される主な解熱鎮痛薬

バファリン®、ロキソニン®、ボルタレン®など

市販薬の主な解熱鎮痛剤

バファリンA®、イブ®、ノーシン®、新セデス®など


アスピリンぜんそくが疑われる患者さんの特徴

● 年齢は中年以降

● 女性が多いです

● 鼻が悪い(副鼻腔炎などがある)

● 副鼻腔炎を治療した事がある

● においが感じにくい

● ミント、歯磨き、カレーで咳がでたり苦しくなる

思い当たる場合は医療機関への受診が必要です。

解熱剤や痛み止め原因となる咳や息切れの診断や治療は特殊性があります。

呼吸器内科・アレルギー科における特有の検査が必要です

心当たりがあったり、気になる場合は

呼吸器内科・アレルギー科専門の医療機関

へ受診してください。

風邪薬を飲んでせきや痰、息苦しさが悪化したら副作用による喘息発作

本日も、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックをご利用いただきありがとうございます

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。