👣「医者=メンター」ということの本質

~“ずっと一緒”ではなく、独り立ちの旅路を見守る存在~

「先生、これからもずっと通い続けないとダメですか?」

そんなふうに、不安そうに尋ねられることがあります。

たしかに慢性疾患や長引く不調を抱えると、
医師は“人生の伴走者”のように思えるかもしれません。

でも私は、医者とは
👉 いずれは“手を離すメンター”であるべきだと考えています。

🧭「医者=メンター」という考え方~健康と幸せへの“旅先案内人”として~

「ずいぶんと自信があるようですね」 「ときに突き放されるように感じます」 時々、こんな風に思われるかもしれません。 でも私は自信満々だからそう振る舞うのではありま…

🏃‍♂️最初は一緒に、並んで歩く

つらいとき、見えないとき、不安が大きいとき。
そんなときは、私はあなたの隣にいます。

・症状の声を一緒に聴き
・背景を丁寧にひもとき
・ときには沈黙を一緒に味わいながら

あなたの“今”を理解しようとします。

🕊️でも、いつかは“旅立ち”のときがくる

私は「治すこと」を常に考えています。
「ずっと通ってほしい」ではなく、
「卒業できるなら卒業してほしい」というのが本音です。

🌱治るために必要なのは、“あなた自身の力”

🧠経験、💪体力、🛡️免疫力、💖生活習慣の見直し……

それらが整ってきたとき、
治療は自然と「終わり」に近づいていくのです。

医師が無理に終わらせるのではなく、
あなたの身体が「もう大丈夫」と教えてくれます。

🤝二人三脚は、ずっと続けてもいい。でも…

「先生がいるから安心」
「話すとホッとする」
もちろん、それは医師として嬉しい言葉です。

けれど、
ずっと依存させる関係であってはいけないと思っています。

🎓「医療に卒業があってもいい」

治療には卒業というゴールがあっていい
再発しても、また来てもらえればいいのです。

私は
👉 “あなたの人生の地図の片隅にある”小さな案内人でありたい。

🗺️まとめ

医師は、ただ薬を出す人ではありません。
押しつける人でも、命令する人でもない。

“人生の旅を一緒に考えるメンター”

そんな存在でありたいと願っています。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)