外ばかり見ていると、人生は苦しくなる

美輪明宏さんの人生相談を読んで
こんにちは。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の山口裕礼です。
本日は、美輪明宏さんの本を読みました。
先日、美輪さんが91歳で亡くなられたという報に触れました。
新聞の人生相談で、美輪さんの言葉を読むのが好きだった方も多いのではないでしょうか。
今回読んだ本にも、たくさんの人生相談が載っていました。
家族との不和。
愛されない苦しみ。
夫婦関係。
お金の悩み。
人間関係の疲れ。
「なぜ、こんなにも不幸が重なるのだろう」と思うような相談も少なくありません。
けれど美輪さんは、ただ慰めるだけではありません。
「かわいそうですね」
「相手が悪いですね」
で終わらせないのです。
むしろ一貫して、相談者に問いかけます。
あなた自身は、どう生きてきたのか。
相手ばかりを責めていないか。
自分の人生を、人任せにしていないか。
厳しい言葉です。
でも、それは突き放すためではなく、
相談者を「ずっと不幸な被害者」のままにしないための言葉なのだと思いました。
人は苦しいとき、外に原因を探します。(人にせいにする事も)
親のせい。
夫や妻のせい。
会社のせい。
運のせい。
時代のせい。
もちろん、理不尽な出来事はあります。
自分の力だけでは避けられない苦しみもあります。
それでも、外ばかりを見続けていると、人生の主導権を取り戻せません。
変えられない相手を見つめるよりも、
自分の考え方や行動を見つめる。
「なぜ私だけ」と考えるより、
「ここから何を変えられるだろう」と考える。
美輪さんの人生相談には、そんな本質があるように感じました。
表紙にある言葉、
見えるものを見ず、見えないものを見よ
という一節も、深く残りました。
人の肩書きや収入、見た目、世間の評価。
そうした見えるものだけでなく、
自分の心の癖。
執着。
怒り。
恐れ。
本当は何を望んでいるのか。
そこに目を向けること。
人生を少し変えたいとき、必要なのは、
外の世界を責め続けることではなく、
まず自分の内側を静かに見つめることなのかもしれません。
美輪明宏さんの言葉は、優しいだけではありません。
けれど、その厳しさの奥には、
人が自分の足で生きていくための深い愛がある。
そんなことを感じた読書の時間でした。
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞
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