クリニックだより

良いかかりつけ医との良好な関係構築へ向けて

患者様と医師の信頼関係を深めるために

私たちの健康を守る過程において、信頼できるかかりつけ医との関係は大変重要です。

良い医師を見つけるためには、情報収集や周囲の推薦も役立ちますが、医師との関係を築くためには、患者様自身の役割も非常に大きいです

医療の質を高めるためには、患者様が「よい患者」であることが必要不可欠です。

積極的なコミュニケーション

医師とのコミュニケーションは、良好な医療関係の基礎です。

ご自身の健康状態や気になる症状について、遠慮なく詳しくお話しいただくことが大切です。

ただし、診療時間は限られていますので、話題は健康状態や治療に関連する重要な内容に絞り、余計な長話や無関係な話題に時間を取られ過ぎないようにしましょう。

これにより、医師は患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立てやすくなります。

指示の遵守

医師からのアドバイスや指示に従うことは、治療の成功に直結します。

もし指示が理解できない場合や、実行に困難を感じる場合は、遠慮なくご相談ください。

共に最適な解決策を見つけましょう。

情報の共有

過去の治療歴や現在服用している薬について、正確な情報をお伝えいただくことが重要です。

これにより、医師は患者様の健康状態をより良く理解し、適切な医療を提供することができます。

信頼関係の構築

医師との間に信頼関係を築くことは、良いかかりつけ医を持つ上で非常に大切です。

医師の提案する治療計画に対して、協力的な姿勢を示しましょう。

また、不明点や不安があれば、それを正直に共有することで、より良い理解と信頼が生まれます。

より良い医療関係のために心がけたいこと

良いかかりつけ医との関係を築くために、患者様にお願いしたいことがあります。

それは、医師の専門知識を信頼し、共に治療の道を歩むことです。

また、定期的な健康管理や予防医療の重要性を理解し、健康状態が悪化したときだけでなく、良好な時も医師とのコミュニケーションを大切にしましょう。

最終的に、医師との良好な関係は、患者様自身の行動や態度に大きく依存します。

積極的なコミュニケーション、指示の遵守、情報の共有、信頼関係の構築に努めることで、患者様と医師の間にはより良い関係が築かれ、最終的にはより良い医療結果をもたらします。

私たち医師も、患者様一人ひとりに合わせた最適な治療を提供するために、患者様との信頼関係を大切にしています。


投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。