福岡・東長寺への訪問と祈願の想い
こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
先日、私は福岡市博多区にある真言宗の由緒あるお寺「東長寺」を訪れ、護摩の祈願を行いました。
東長寺は空海(弘法大師)によって建立され、博多の歴史や文化を象徴する名所でもあります。
今回は、その訪問について、そして祈願に込めた思いについてお伝えします。
東長寺とは?
東長寺は、空海が唐での修行を終えて帰国した際に建立した、日本で最初の密教寺院です。
「真言密教が東方に長く伝わりますように」という願いから「東長寺」と名付けられたとされています。
一度は兵火で消失しましたが、福岡藩二代藩主・黒田忠之によって再建され、現在の姿となりました。
境内には「福岡大仏」や五重塔、六角堂など見所が豊富で、多くの観光客や参拝者が訪れます。
護摩祈願に込めた願い
今回私が護摩祈願でお願いしたのは、「病気平癒」と「交通安全」です。
医師として、多くの患者さんが健康を取り戻し、日々の生活を安心して過ごせることを願うのは当然のことです。
しかし、交通安全を祈願した理由にはもう少し深い思いがあります。
人生の道のりは長く、時には困難や試練に見舞われることもあります。
その中で、正しい道を選び進んでいくことが何より重要です。
交通安全は単なる事故防止を超えて、人が人生の道を歩むうえでの「正しい選択」や「安全な歩み」を象徴していると考えています。
医療現場でも、患者さんが自身の健康管理や日常生活の選択において正しい道を歩むことが、その人自身の安心と幸福につながると感じています。
東長寺での祈りと体験
東長寺の見所の一つである「福岡大仏」は高さ10.8メートルを誇り、その胎内巡りは死の世界を体験し、穢れを落とし再び生まれ変わる意味合いがあるとされています。
この体験を通じて、「日常の中でいかに生きる道が明るいものであるか」ということを実感しました。
また、境内には2011年に完成した美しい五重塔や文化財に指定されている六角堂もあり、訪れるだけで心が洗われる思いです。
東長寺は「博多ライトアップウォーク」でも有名で、歴史と美しさが融合した特別な空間です。
患者の皆様へ
皆様が日々の中で安心して暮らせることを願い、東長寺での祈願に私自身の思いを込めてまいりました。
病気や生活の中で迷いが生じることもあるかと思いますが、その際は一歩立ち止まり、正しい道を見つけ進んでほしいと願っています。
これからも皆様が健康で充実した日々を送れるよう、日々の診療を通してサポートしてまいります。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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