乾燥の季節にインフルエンザ対策を!12月以降もワクチン接種を継続しています

乾燥の季節にインフルエンザ対策を!
こんにちは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
冬型の気圧配置が続き、太平洋側では空気の乾燥が目立っています。
今年も東京地方に乾燥注意報が発表されるなど、湿度が低下しやすい時期となりました。
このような乾燥した環境は、火災のリスクを高めるだけでなく、インフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。
特に今季はインフルエンザの流行が早い段階から広がっています。
こうした状況の中、ワクチン接種の重要性が高まっています。
空気の乾燥と感染症
湿度が低い環境では、喉や鼻の粘膜が乾燥し、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。
特にインフルエンザウイルスは乾燥した空気で活発化し、感染力が増す傾向があります。
乾燥した空気に対応するためには以下の対策が有効です:
- 加湿を心がける:室内の湿度を50~60%程度に保つことで、粘膜の防御機能をサポートします。
- マスクの着用:外出時にマスクをつけることで、喉の乾燥を防ぎ、感染予防にもつながります。
- 手洗いうがいの徹底:帰宅後すぐに行い、ウイルスを洗い流しましょう。
- 十分な睡眠と栄養:免疫力を高めるためには、休息とバランスの良い食事が不可欠です。
インフルエンザワクチンの推奨
当院では12月以降も引き続きインフルエンザワクチンの接種を行っています。
ワクチン接種はインフルエンザ予防における最も有効な方法の一つです。
接種によって、感染を防ぐだけでなく、重症化のリスクを大幅に軽減できます。
特に以下の方々には早めの接種をおすすめします:
- 高齢者
- 慢性疾患をお持ちの方(喘息、糖尿病、心疾患など)
- 妊娠中の方
- 免疫力が低下しやすい状況にある方(疲れが溜まっている、睡眠不足など)
ワクチン接種について
当院では事前予約を承っております。
待ち時間を短縮するためにも、早めのご予約をおすすめします。
また、接種前に不明点や不安があれば、遠慮なくご相談ください。
最後に
インフルエンザは誰もがかかる可能性がある病気ですが、しっかりと対策を取れば、感染のリスクを大きく下げることができます。
乾燥した冬を健康で過ごすために、ぜひワクチン接種をご検討ください。
お体に気をつけて、温かくしてお過ごしくださいね。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼
投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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