「働くことは、幸せになること」―第74回日本アレルギー学会学術大会での受賞スピーチを終えて―

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。

本日、第74回日本アレルギー学会学術大会(東京国際フォーラム)において、
「働き方改革推進奨励賞(2024年度)」を受賞し、記念講演をさせていただきました。

🎖会場の空気と、登壇の瞬間

この賞は、大学病院・研究機関・クリニックといった異なる立場の医師が、
それぞれの現場から“働き方改革”を実践し、その成果を共有するというものです。

私の前には、
東京科学大学 教授の宮崎泰成先生、
京都大学病院の村田亜紀子先生、
埼玉医科大学 教授の板澤寿子先生がご登壇。

そして最後に、一般開業医として私がトリを務めました。

壇上に立った瞬間、
大学の研究者の方々に囲まれながらも、
「現場の声を届けたい」という使命感が、静かに心の奥で燃えていました🔥

💬講演テーマ:「笑顔と感謝があふれるクリニックを目指して」

スピーチでは、私が開業してから感じてきた“働く意味”をお話ししました。

勤務医時代は、ただ“働くこと”に没頭していました。
けれど開業して初めて、「働くとは何か」「人を支えるとは何か」を
真剣に考えるようになりました。

制度や規則を整えるだけでは、人は動かない。
「人の気持ちに寄り添う文化」こそが職場を育てる――
この気づきが、私の出発点でした。

当院では、
スタッフ一人ひとりが“自分らしく働ける”職場をつくっています。

本当の成果は、職員と患者さんの笑顔と感謝の循環です。

💡スピーチの締めくくり

スピーチの最後では、哲学者エーリッヒ・フロムの言葉を紹介しました。

「愛とは感情ではなく、行動である。
愛とは、相手の成長と幸福のために、自ら選び、働きかけることだ。」

働くこともまた、“愛する”という行動そのもの。
私は、スタッフ一人ひとりの成長と幸福を願いながら、
日々の診療と経営に心を注いでいます。

そしてガンジーの言葉――

「あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい。」

私たちは、AIではなく、愛情から改革を始めました。
これからも「働くことは、幸せになること」を信じて、地域へ発信してまいります。

📸当日の様子

  • 東京国際フォーラムの大きなホールにて。
  • セッションテーマは「働き方改革のために、まず改革すべきこと」。
  • 各分野を代表する先生方と並んで講演し、最後に表彰を受けました。
  • 表彰状を手にした瞬間、これまで共に歩んできたスタッフや家族の顔が思い浮かびました。

(写真:会場フロアマップ前/セッションポスター前/授賞式壇上/表彰状授与)


🌸おわりに

この受賞は、私個人のものではなく、
ともに歩んでくださったスタッフ、地域の皆さま、
そして当院に関わってくださるすべての方々のおかげです。

働き方改革とは、「制度」ではなく「文化」。
“笑顔と感謝の循環”という小さな文化を、
これからも地域の中で育てていきたいと思います。

✨これからも、
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックは、
「働くことが幸せにつながる社会」を目指して歩み続けます😊🌈

📍第74回日本アレルギー学会学術大会
働き方改革推進奨励賞(2024年度)受賞記念講演
テーマ:「笑顔と感謝があふれるクリニックを目指して」
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)