第5回日本喘息学会総会学術大会に参加しました
皆さんこんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの院長、山口裕礼です。
2024年7月13日(土)から14日(日)に大阪のリーガロイヤルホテルで開催された第5回日本喘息学会総会学術大会に薬剤師の佐々木と出席してきました。
本ブログでは、学会の概要とそこで得た情報を皆さんにシェアしたいと思います。
開催概要
- 名称: 第5回日本喘息学会総会学術大会
- テーマ: Asthma expertと創る喘息の明るい未来
- 会期: 2024年7月13日(土)・14日(日)
- 会場: リーガロイヤルホテル大阪
- 会長: 佐野 博幸(近畿大学病院アレルギーセンター教授)
- 主催: 一般社団法人日本喘息学会(JAS)
会長挨拶
今回の学会は、近畿大学病院の佐野博幸教授が会長を務めました。
佐野会長は、喘息の研究と治療に関する最新の知見を広く共有し、患者さんにとってのより良い未来を創ることを目指して学会を開催したと述べました。
実は、佐野先生とは以前に講演会でご一緒させていただいたこともあり、その経験が今回の学会参加をさらに楽しみなものにしました。
学会の目的と意義
日本喘息学会(JAS)は2019年に設立され、毎年夏に学術大会を開催しています。
本大会は、気管支喘息の研究発表や知識の交換を行い、病態、診断、治療の進歩を図ることを目的としています。
今回のテーマ「Asthma Expertと創る喘息の明るい未来」に沿って、多くの教育講演やシンポジウムが行われ、最新の研究成果や実践的なガイドラインが紹介されました。
患者さんへのメッセージ
喘息は日本で800万人から1000万人が罹患していると言われる一般的な病気です。
専門医だけでなく、一般診療医も適切な診断と治療を行うことが求められています。
本学会で紹介された『喘息診療実践ガイドライン』(PGAM)は、医師が日常診療で活用できる実践的なツールとして毎年改訂されています。
また、吸入エキスパートの認定制度も新たに設立され、患者さんへの吸入指導がより専門的に行われるようになります。
終わりに
第5回日本喘息学会総会学術大会は、活発な討議と最新の情報共有を通じて、喘息治療の未来を明るくするための重要な場となりました。
今後も当クリニックでは、学会で得た最新の知見をもとに、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供していきます。
最後に、皆さんのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。学会の詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼
余談
学会の後、薬剤師の佐々木さんと一緒に心斎橋筋商店街を歩きました。賑やかな通りを楽しみながら、おいしいたこ焼きをいただきました。
大阪ならではの味を満喫し、素敵なひとときを過ごしました。