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なぜ予約制でひと月待ち?慢性呼吸器疾患に特化した診療の理由

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なぜ予約制でひと月待ち?慢性呼吸器疾患に特化した診療の理由

当院の内科は予約制で、ひと月待ちの状態が続いています。

なぜこんなに待たなければならないのかと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

このブログでは、当院の予約制の背景やメリットについて説明します。

呼吸器疾患の急性期と慢性期

呼吸器疾患には、急性期と慢性期の2つの段階があります。

急性期は、風邪や気管支炎などの症状で、一般的には1〜2週間で改善します。

このような急性の症状は、通常、専門医にかかる必要はなく、一般のクリニックや診療所で十分対応可能です。

一方で、喘息やCOPDなどの慢性呼吸器疾患は、数ヶ月から数年にわたって症状が続くことが多く、専門的な診療が必要です。

当院では、この「慢性期」の呼吸器疾患に焦点を当てて診療を行っており、急性期の対応を中心にしたクリニックとは異なります。

なぜ予約制でひと月待ち?

当院がひと月待ちの予約制を導入している理由は、慢性期の呼吸器疾患には、継続的で計画的な診療が必要だからです。

急な症状の変化や短期間での改善が見込めないため、診療を計画的に進めることが患者様にとって最善の治療となります。

また、予約制にすることで、医師とスタッフが余裕を持って診療に臨むことができ、診療の質を保つことが可能です。

患者様一人ひとりに長時間をかけることは難しいですが、限られた時間の中で効率的に診察・治療を行うための体制を整えています。

患者様の声

実際に当院を受診された患者様からは、「予約してひと月待ちましたが、安心して治療を受けることができました」「じっくり話を聞いてもらえるので、安心感があり、診察後はより自分に合った治療方針が見えてきました」といった感謝の声をいただいています。

ひと月待つことによって、じっくりと病状を把握した上での診療が可能となり、より良い医療体験を提供できています。

他院との違い

当院は慢性呼吸器疾患に特化しており、専門医が多数在籍しています。

多くの医療機関では急性期の症状に焦点を当てていますが、当院は長引く咳や呼吸困難、喘息などの慢性の症状に真剣に取り組んでいます。

長期的な治療計画を立て、継続的に診療を行うことで、症状の根本的な解決を目指します。

ひと月待ちでも、専門的な診療と十分な治療を受けることができることが、当院の強みです。

まとめ

当院のひと月待ちの予約制は、慢性呼吸器疾患の患者様に焦点を当てた診療を行うために導入しています。

急な対応は難しい場合もありますが、長期的な治療が必要な患者様に対して、計画的で効率的な医療を提供することを目指しています。

皆様に信頼されるクリニックとして、これからも質の高い医療サービスを提供してまいります。


投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。