🤯「私が間違っているかもしれない」

たまたま読み始めた2冊の本が、まさかの同じ結論だった話
こんにちは☀
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
最近、たまたま同時に読み始めた2冊の本があります📖
まったくジャンルの違う本だったはずが……
驚くべきことに、どちらも同じ「本質」に行き着いたのです。
それは──
💡「私が間違っているかもしれない」と思うことの大切さ
🧠1冊目:科学的な思考法から導かれる“柔軟な心”
『THIRD MILLENNIUM THINKING(サード・ミレニアム・シンキング)』
著:ソール・パールマッター 他
訳:花塚恵
UCバークレーやハーバードで教えられている「未来を生き抜くための思考術」🔥
ノーベル物理学賞を受賞した著者らが語るのは、ただの論理的思考ではありません。
むしろ──
「自分の考えは、間違っている可能性がある」という前提で物事を考える勇気
それが“第三ミレニアム”の知性💡
人間はバイアスのかたまり。
だからこそ、「確信」の裏にある“曖昧さ”や“多様な可能性”を見つめ直す姿勢が、より良い選択や革新につながるのだと教えてくれます。

🧘♂️2冊目:仏教的な境地からたどり着いた“静かな知恵”
『私が間違っているかもしれない(I MAY BE WRONG)』
著:ビョルン・ナトコ・リンデブラッド
訳:児島修
元エコノミストで世界的企業の幹部だった著者が、すべてを捨てて森の修行僧に──
スウェーデンで年間ベストセラー、33カ国で翻訳されたこの一冊は、「手放すこと」「思い込みを疑うこと」について静かに語ります。
「私は間違っているかもしれない」と思える人だけが、ほんとうに自由になれる🌲
“今、ここ”を受け入れることで見えてくる世界
科学とは真逆のようでいて、実は同じ地点に立っている。
そこに私は深く感動しました✨

🪞ジャンルは違えど、本質は同じ
この2冊を通じて、強く感じたことがあります。
比較項目 | 『THIRD MILLENNIUM THINKING』 | 『私が間違っているかもしれない』 |
---|---|---|
出発点 | 科学・思考法・統計学 | 宗教・瞑想・内省 |
主張 | 「自分の考えは不完全」から始める知性 | 「自分は間違っているかも」から始まる癒し |
メッセージ | 複雑な世界を生き抜く“知恵” | 混乱した心に灯る“静けさ” |
最後に行き着くのは… | 🌀「私は間違っているかもしれない」という“謙虚さ” |
🌍この世界に必要なのは「正しさ」より「柔らかさ」
現代社会では、「正しさ」が争いを生みやすくしています。
しかし、科学者も修行僧も共通して語るのは──
「間違っているかもしれない」
この姿勢が、世界を優しくし、私たちを賢くするのです。
📌まとめ
たまたま同時に読み始めた2冊が、まったく同じメッセージを届けてくれたことに、深い意味を感じました。
異なるアプローチから見えてきた「真理」は、きっと多くの方にとっても心に残るはずです。
🌱いま、心が固くなっている方
🌱誰かと意見がぶつかって悩んでいる方
🌱もっと柔らかく、穏やかに生きたい方
ぜひ、どちらか一冊でも手に取ってみてください✨
それだけで世界がほんの少し、優しく見えてくるかもしれません☺️
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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