【秋の恵み🍁】患者さんの畑から届いた「里芋」で、心と体が整う薬膳豚汁✨

こんにちは☀️
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。

先日、ある患者さんからとても嬉しい贈り物をいただきました。

📦 「自分の畑で育てた里芋です。水やりが大変だったけど、なんとか育ちました」

そう言って、新聞紙に丁寧に包まれた里芋を手渡してくださいました。
それだけで、すでに心がほっこりするような温かさがありますよね☺️

しかも「煮物が美味しいですよ」とひとこと。
まさに 秋の贈り物 🍂

🥢 からだを整える「薬膳食材」としての里芋の力

実はこの里芋、薬膳の世界ではとても優れた食材です。

脾(消化吸収)を強め、むくみを取る
腸を整えて便秘や下痢を改善
滋養強壮・疲労回復にも◎

さらに、粘り成分の「ガラクタン」は、
● 免疫力アップ
● 胃の粘膜保護
● 腸内環境を整える効果

…と、まさに秋冬の弱った身体を支えてくれる食材なんです。

🍲 いただいた里芋で「豚汁」を作る予定です

我が家では、このいただいた里芋を使って豚汁にする予定です!
豚肉・ごぼう・にんじん・こんにゃく・味噌……
そして里芋のトロッとした食感が合わさって、栄養満点の一品に✨

ちなみに豚汁も薬膳的に見ると…

🥕 ごぼう → 血の巡りをよくし、腸を整える
🐖 豚肉 → 体力・潤いを補う
🧅 玉ねぎ → 気を巡らせる
🌱 里芋 → 消化器をサポートし、体を温める

まさに 「冷え」と「疲れ」が出てくる今の季節にぴったりの養生食」 なんです。

🧑‍🌾 畑での手間と、思いやりに感謝

土つきのまま新聞紙にくるまれたその里芋は、
手間ひまかけて育てられた証でした。

「水やりが大変だった」とぽつりとおっしゃったその言葉に、
患者さんの努力と優しさがにじみ出ていました。

病気のことだけでなく、
こうした日常のやりとりを通して、
患者さんと信頼関係を育むことが、私たちの医療の原点でもあると再認識しました。

🌿 食べものが、体と心を整える

「からだ整えラボ」でもお伝えしていますが、
健康づくりは“薬だけ”ではありません。

日々の暮らしの中にある
・食事
・呼吸
・運動
・睡眠

それらがバランスよく整うことが、
根本からの治癒力を高めてくれるのです。

今回いただいた里芋は、まさに
「つながり」と「食べもの」の大切さを教えてくれる秋の恵みでした。

🍁季節の変わり目、温かい豚汁でほっと一息ついて
体も心もじんわり整えていきましょう。

そして、改めて──
心のこもった贈り物、本当にありがとうございました。

🩺 やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長 山口裕礼

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)