できる事を少しずつ確認します
出典:世界保健機関 World Health Organization: WHO
下記は一部抜粋。
学校管理者・教職員チェックリスト
□ 1. 定期的な手洗いと積極的な衛生行動を促進・実演し、その実施状況をモニタリングする。 男女それぞれに適切で清潔な個別のトイレを確保する。
・年齢に応じた手洗い場で石鹸と安全な水が利用できるようにする。
・こまめで徹底した手洗いを促す(20秒以上)。
・トイレ、教室、ホール、出口付近には、可能な限り手指消毒剤を置く。
・ 男女それぞれに、清潔な個室トイレを十分確保する。
□ 2. 校舎、教室を消毒する。特に多くの人が触れる場所(手すり、ランチテーブル、スポーツ用品、ドアや窓の取手、おもちゃ、教材や学習器具など)は念入りに、水回りやトイレなどは最低でも一日一回は清掃する。
・表面の消毒には次亜塩素酸ナトリウムを0.5%(5000ppm相当)、小物の消毒には70%エチルアルコールを使用し、清掃員には適切な道具や装備を確保する。
□ 3. 天候が許す限り、風量を増やし、換気をする(窓を開ける、エアコンを利用できるところは利用するなど)
□ 4.良い衛生習慣(手洗いと咳エチケット)の奨励に関するメッセージを掲示する
□ 5. ゴミは毎日確実に清掃し、安全に処分する。
保護者・介助者・コミュニティメンバーのためのチェックリスト
□ 1. 子どもの健康状態を監視し、病気の場合は学校に行かせない。
□ 2. 子どもに良い衛生習慣を教え、模範を示す。
・ 石鹸と安全な水で頻繁に手を洗う。石鹸と水が手に入らない場合は、アルコール度数60%以上のアルコール系手指消毒剤を使用する。手が目に見えて汚れている場合は、必ず石鹸と水で手を洗う。
・安全な飲料水が利用でき、トイレが清潔に家庭で利用できるようにする。
・廃棄物を安全に収集、保管、処分するようにする。
・咳やくしゃみをティッシュや腕にして、顔や目、口、鼻を触らないようにする
□ 3. 子どもが質問をしたり、気持ちを先生やあなたに伝えたりするように促しましょう。子どものストレスに対する反応は様々であることを覚えておいてください。
□ 4. 生徒にお互いを思いやる気持ちの大切さを伝え、差別や偏見を防止します。
□ 5. 学校と調整して情報を受け取り、学校の安全への取り組みをどのようにサポートできるかをヒアリングします(保護者会など)。
学童・児童のチェックリスト
□ 1. このような状況では、悲しくなったり、心配になったり、混乱したり、怖くなったり、怒ったりするのは普通のことです。自分だけではないことを知り、親や先生など信頼できる人に相談して、自分自身と学校の安全と健康を守ることができるようにしましょう。
・質問をし、自分自身を教育し、信頼できる情報源から情報を得るようにしましょう。
□ 2. 自分と他人を守りましょう。
・こまめに手を洗い、必ず石鹸と水で20秒以上洗います。
・顔に触れないようにすることを忘れないでください。
・他の人とカップ、食器、食べ物、飲み物を共有しないでください。
□ 3. 自分自身、学校、家族、地域社会を健康に保つためのリーダーになりましょう。
・病気の予防について学んだことを、家族や友人、特に自分よりも年下の子どもたちと共有しましょう。
・くしゃみや咳のときは肘の内側で口と鼻を覆ったり、手を洗ったりするなどの良い習慣を、特に自分よりも年下の家族のための模範になりましょう。
□ 4. あなたの仲間を差別して悪く言ったり、病気であることについて誰かをからかったりしてはいけません。ウイルスは国境や、民族、年齢、能力、性別にかかわらず誰もが影響を受けることを覚えておいてください。
□ 5. 具合が悪いと感じたら、親や他の家族に伝えて、家で過ごすようにしましょう。
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投稿者プロフィール
- 2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。
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