クリニックだより

早期のインフルエンザワクチン接種を推奨

2023-2024インフルエンザシーズンの横浜市における最新情報

皆さん、こんにちは。クリニックの院長です。

今年のインフルエンザシーズンは通常と異なり、特に子どもたちの間で感染が広がっています。

このブログでは、最新のインフルエンザの流行状況についてお伝えし、どのように対策を取るべきかのアドバイスをいたします。

インフルエンザ流行の現状

2023/2024年のインフルエンザシーズンは、すでに横浜市全体で患者数が増加しています。

特に第40週(10月2日~10月8日)は、各医療機関あたり平均17.34人の患者が報告され、これは明らかに流行のサインです。

子どもたちは特に感染しやすく、10歳未満が全体の42.0%、15歳未満が70.4%を占めています。

若年層における感染拡大

インフルエンザは、学校や集団生活をしている子どもたちの間で特に急速に広がります。

現在、市内での学級閉鎖は95施設に上り、その中には保育所や幼稚園、小中高校が含まれています。家庭でも感染拡大に注意が必要です。

ワクチン接種の重要性

新型コロナウイルスの流行と重なる中、インフルエンザへの早期の予防接種が一層重要となります。

ワクチンは、重症化のリスクを減らし、学校や職場での大規模な感染拡大を防ぐ効果があります。

予防策とエチケット

ワクチン接種と並行して、咳エチケットの徹底と「正しい手洗い」が重要です。

まとめ

インフルエンザシーズンが本格化する前に予防策を講じ、早めのワクチン接種をお勧めします。

私たちの健康を守るために、一人一人ができる対策をしっかりと取ることが大切です。

どうぞ安全に、そして健康にお過ごしください。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。