アトピー性皮膚炎とアレルギー検査 何が関係しているかを調べる目安になります

アトピー性皮膚炎とアレルギーの血液検査
何が関係しているかを調べる目安になります
アトピー性皮膚炎では、アレルギー体質の目安になる数値が高めに出ることがあります。
ただし、その数値だけでは、何が症状に関係しているのかまでは分からないこともあります。
当院では、皮膚の症状だけでなく、花粉症・鼻炎・せき・喘息などもあわせてみながら、 必要に応じてアレルギーの血液検査をご提案しています。
腕からの通常の採血で行うため、指先で行う簡易的な検査よりも、より詳しく確認しやすい方法です。
ご希望がある方は、診察時にどうぞお気軽にお声かけください。
まず全体像:なぜアレルギー検査を考えるのか
アトピー性皮膚炎は、乾燥しやすい肌質、汗、摩擦、季節の変化、ダニ、ほこり、花粉、ペット、食べ物など、
いろいろな要素が重なって悪化することがあります。
そのため、見た目が似ていても、背景は人それぞれ異なります。
① 体質の目安だけでは原因は分からない
アレルギー体質の目安になる値が高くても、 それだけで「何が悪化のきっかけか」までは分からないことがあります。
② 何に反応しやすいかを確認する
CAP16やVIEW39は、ダニ、ほこり、花粉、ペット、食べ物など、 どんなものに体が反応しやすいかをみる血液検査です。
③ 皮膚だけでなく全体をみる
アトピー体質の方では、皮膚だけでなく、 鼻炎、花粉症、せき、喘息などもあわせて考えることが大切です。
やさしい用語解説
IgEって何ですか?
アレルギー体質の目安になる値です。
高いからすぐに何か1つの原因が決まる、というものではありません。
CAP16・VIEW39って何ですか?
アレルギーの血液検査です。
ダニ、ほこり、花粉、ペット、食べ物などに、
体が反応しやすいかどうかを幅広く確認します。
「抗原」って何ですか?
ここでは、アレルギーの原因として関係するもの、 あるいは反応のきっかけになりやすいもの、と考えていただいて大丈夫です。
検査で陽性なら原因ですか?
必ずしもそうではありません。
「その物質に体が反応しやすい状態」が分かる検査であり、
実際の症状と合わせて考えることが大切です。
当院では、成人のアトピー性皮膚炎診療において、 皮膚だけでなく、アレルギー全体の傾向をみることに意味があると考えています。
そのため、症状の経過や、花粉症・鼻炎・せき・喘息の有無もふまえて、 アレルギー検査を前向きにご提案することがあります。
診察や経過、症状の出方とあわせて、総合的に考えていきます。
Yes / Noで確認:アレルギー検査を考える目安
次のような場合は、アレルギー検査が参考になることがあります。
当院では、特に15歳以上で、アトピーが続く方、繰り返す方、ほかのアレルギー症状も気になる方では、比較的前向きに検討しています。
ただし、陽性だけで原因確定とはならないため、症状の出方と一緒に考えます。
当院でおすすめしやすいケース
| こんなとき | アレルギー検査を比較的おすすめしやすい場面です |
|---|---|
| 皮膚症状 | くり返す、なかなか落ち着かない、季節で変わる、きっかけが分かりにくい |
| ほかの症状 | 花粉症、鼻炎、くしゃみ、せき、喘息なども気になる |
| 検査の役割 | 原因を1つに決めるためではなく、体質や傾向を整理して、今後の対策のヒントを得るため |
| 当院の特徴 | 皮膚だけでなく、成人のアレルギー全体も視野に入れて総合的に判断します |
| 対象 | 当院では15歳以上の方でアレルギー検査が可能です |
結果が出たらどう考える?
検査結果は、数字だけで決めるのではなく、症状の出方や季節、生活環境と一緒にみていくことが大切です。
陽性だった場合
- そのものに体が反応しやすい傾向があるかもしれません。
- ただし、陽性だからといって、それが唯一の原因とは限りません。
- 症状の時期や生活環境と合っているかを確認します。
- 今後の生活調整や治療の参考になることがあります。
陰性だった場合
- その時点では、はっきりした反応が出ていない可能性があります。
- ただし、乾燥、汗、摩擦、刺激などで悪化していることもあります。
- 陰性だから、アレルギーが全く関係ないとまでは言い切れません。
- 治療の基本は、引き続き保湿やぬり薬、悪化因子対策です。
アレルギー体質の目安が高い場合
- アトピー体質や皮膚炎の強さを反映していることがあります。
- ただし、その数値だけでは何が原因かは分かりません。
- 必要に応じて、何に反応しやすいかを見る検査と合わせて考えます。
食べ物が気になる場合
- 検査で反応があっても、それだけで原因確定ではありません。
- 実際に食べたときの症状との一致が大切です。
- 自己判断で広く食事制限する前に、まずご相談ください。
当院では、皮膚の症状とアレルギー全体の傾向をあわせてみながら、 その方に合った方針をご提案します。
こんな方はご相談ください
アトピーが長引く、何で悪くなるのか分からない、花粉症や鼻炎、せきも気になる。
そのような場合は、アレルギーの血液検査が参考になることがあります。
当院では15歳以上の方で検査可能です。ご希望の方はお気軽にお声かけください。
投稿者プロフィール

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からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
機能的骨盤底筋エクササイズpfilAtes™認定 インストラクター国際資格← NEW✨
カラダ取説®マスター・ジェネラル
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞
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