飛散しています!秋のブタクサ花粉症について

秋のブタクサ花粉症について
秋のブタクサ花粉が飛散し始め、多くの方がくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状に悩まされる季節となりました。
今回は、ブタクサ花粉症の特徴的な症状と、効果的な治療対策についてお話しします。
1. ブタクサ花粉症の症状
ブタクサ花粉症は、春のスギ花粉症と似た症状を引き起こしますが、秋に発生するため見逃されやすい傾向があります。
主な症状は以下の通りです:
- くしゃみ
- 鼻水、鼻づまり
- 目のかゆみ、涙目
- 喉の痛みやかゆみ
- 皮膚のかゆみや発疹(まれに)
特に喘息患者の場合、ブタクサ花粉が気道を刺激し、喘息症状が悪化することがあります。
呼吸が苦しくなったり、咳が増えたりする場合は、早めに医師に相談してください。
2. 治療と対策
ブタクサ花粉症の症状を和らげるための治療法は様々ありますが、症状の重さや生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。
a. 薬物治療
- 抗ヒスタミン薬:くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状に効果的です。市販薬もありますが、症状が強い場合は医師の処方を受けることをおすすめします。
- 鼻用ステロイドスプレー:鼻づまりや鼻水に有効で、持続的な症状の管理に役立ちます。
- 目薬:目のかゆみや涙目に対処するため、抗ヒスタミン入りの目薬が効果的です。
b. 生活習慣の改善
- 外出時の対策:マスクやサングラスを着用して花粉の侵入を防ぎましょう。外出後は顔や手を洗い、衣服についた花粉をしっかり落とすことが大切です。
- 換気の工夫:窓を開ける時間を短くし、花粉が多い時間帯(午前中や風の強い日)は外出を控えると効果的です。
3. まとめ
秋のブタクサ花粉症は、適切な対策を取ることで症状を抑えることができます。
特に症状がひどくなる前に早めに対策を講じることが重要です。
症状が悪化する前に治療を始め、快適な秋を過ごしましょう。
当クリニックでは、花粉症に対する個別の治療プランをご提案しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール

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資格:医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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