80歳代の医師が語る|風邪やインフルエンザの流行について

風邪やインフルエンザの流行について

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック

80歳代の医師が語る「流行の背景と対策」

先日、当院に通院している80歳代の医師の患者さんと、風邪やインフルエンザの流行についてお話しする機会がありました。
その中で、この医師が感じている「流行の背景」と「今できる対策」について興味深い見解を伺いました。

「たしかに雨が全然ふらず(6週間)、寒く乾燥した空気なのでそれが影響しているのだろう。
先日やっと雨が降ったので少し落ち着くのではないでしょうか。」

医師によると、ここ最近の乾燥した天候が風邪やインフルエンザの流行に大きく影響を与えているとのことでした。
乾燥した空気はウイルスが広がりやすい環境を作り出しますが、雨が降ることで少し状況が改善するかもしれないと考えられています。

対策のポイント

「今できることは換気、手洗い、加湿ですね。
加湿は広い部屋は難しいので狭い部屋での加湿ですね。
寒くても換気でしょうね。」

この言葉には、ウイルス対策の基本がしっかりと含まれています。
特に「狭い部屋での加湿」と「寒くても換気」というポイントは、現実的かつ効果的な対策として注目すべきです。
乾燥した空気を防ぎつつ、室内の空気をリフレッシュすることが大切ですね。

「当たり前」を思い出すこと

医師は最後に、次のような言葉を残されました。

「コロナの時は当たり前だったことだと思いますが、それを思い出すことが重要ですね。」

コロナ禍で私たちが学んだ「基本的な衛生対策」を再び心がけることが、風邪やインフルエンザの流行を抑える鍵となるようです。
日々の習慣を振り返り、シンプルな対策を確実に行うことが重要だと感じました。

基本を守り、健康な冬を過ごしましょう!どうぞお気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。