☕「夜中に起きる人の8割がカフェイン過敏⁉」

飲み物と体質の話〜眠りとコーヒーの意外な関係〜

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

「夜中に何度も目が覚める…」
「眠っても眠った気がしない…」
そんな方に質問です☕👇

🌙 午後3時以降にコーヒーや緑茶を飲んでいませんか?
🌙 寝る前にチョコレートやコーラ、栄養ドリンクを摂っていませんか?

実は、「夜中に起きてしまう人の多くが“カフェイン過敏”の傾向にある」という報告があります⚠️

🔍【カフェインと睡眠の関係】

カフェインは、脳の“眠気スイッチ”であるアデノシンの働きをブロックすることで、
「眠くならない」「シャキッとする」効果をもたらします✨

ところが問題はこのあと☝️
“カフェインが体に残っている時間”は人によって全く違うんです!

🧬【カフェイン代謝のスピードは遺伝子で決まる⁉】

私たちの体内では、肝臓の酵素「CYP1A2」がカフェインを代謝しています。
この酵素の働きには遺伝的な差があり👇

  • 速く分解できる人(早期代謝型)
     → カフェインの影響が短時間
     → 午後に飲んでもぐっすり眠れる人も☕
  • ゆっくりしか分解できない人(遅延代謝型)
     → 半日以上カフェインが体に残り、夜中の覚醒につながる💦
     → 日本人の約4割がこの“遅延型”とも💡

📌 「私はコーヒーが平気だから大丈夫」と思っている方も、
実は睡眠に悪影響が出ているケースも少なくありません。

📌【見落とされやすい“隠れカフェイン”リスト】

意外とカフェインが含まれているもの👇

食品・飲料カフェイン量の目安(mg)
レギュラーコーヒー(150mL)約90mg
紅茶(150mL)約30mg
緑茶(150mL)約20mg
コーラ(350mL)約35mg
チョコレート(板1枚)約25mg
栄養ドリンク50〜150mg以上⚠️

📣「カフェインレスじゃないと眠れない」と感じる方は、午後からはこれらを見直すのが◎

🕒【カフェインは“時間帯”がカギ!】

カフェインの半減期は平均で4〜6時間
つまり、午後3時に飲んだカフェインが夜9時になっても半分以上体に残っているのです😨

✔️ 夜型の人ほど、午後以降のカフェインを控えることが効果的!
✔️ 寝る直前のコーヒー・お茶・甘いココアも注意!

🌿【カフェイン過敏さん向け💡おすすめ習慣&代替ドリンク】

✅ 午後は「ノンカフェイン飲料」にチェンジ!

  • ルイボスティー🌿(抗酸化作用も豊富)
  • カモミールティー🌼(リラックス効果あり)
  • 麦茶・黒豆茶・たんぽぽコーヒー🌱
  • 白湯(胃腸にもやさしい)

✅「カフェイン断ち」してみる1週間実験📆

→ 体が軽くなった/寝つきがよくなった/イライラしなくなったという声も多数✨

💬【おわりに】「夜中に起きる」のは体質サインかも🌙

「夜中に目が覚める」
「なんとなく眠りが浅い」

そんな方は、“カフェインの感受性が高い”タイプかもしれません

🌟 「少し控えてみる」
🌟 「午後からノンカフェインにする」
🌟 「食べ物・飲み物の成分表示を見る」

この小さな気づきが、睡眠の質を大きく変えてくれます😊

📌【免責事項】

本記事は健康情報の提供を目的としており、個別の医療判断を代替するものではありません。
ご心配な方は専門医にご相談ください。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)