💤第2回「眠りが浅い人ほど老けやすい!?糖化と“成長ホルモン”の深い関係」

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
今回は「睡眠と糖化」の関係性を、体内の“若返りホルモン”=成長ホルモンの働きから解き明かしていきます💡✨
💡「成長ホルモン」とは?
「成長ホルモン」と聞くと、子どもが背を伸ばす時期に必要なものと思われがちですが、
実は大人になってからも分泌されている、とても大切なホルモンなのです😊
その主な働きは…
✅ 細胞の修復と再生
✅ 代謝の促進(脂肪燃焼)
✅ 骨や筋肉の維持
✅ 免疫力の維持
✅ 糖代謝のコントロール
まさに“体のメンテナンス係”とも言えるホルモンなんです🛠️✨
🌙成長ホルモンはいつ分泌されるの?
成長ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。
特に重要なのは「入眠後すぐの深い眠り(ノンレム睡眠)」の時間帯。
眠ってから最初の90分間に、最もたくさん分泌されることがわかっています💤
😱眠りが浅いとどうなる?
睡眠の質が悪くて「深い眠り」が取れていないと――
❌ 成長ホルモンの分泌量が減る
❌ 細胞の修復が不十分に
❌ 血糖コントロールが乱れる
❌ AGE(糖化産物)が体に溜まりやすくなる
その結果…
✅ 肌のくすみ・シワ
✅ 慢性的な疲労感
✅ 脂肪がつきやすい体質
✅ 生活習慣病のリスク上昇
つまり「眠りが浅い=老化が進む」と言っても過言ではないのです😱
💬よくある相談:「寝てるのに疲れが取れない…」
これは実は、睡眠時間が足りないのではなく、
「睡眠の質が悪い=深い眠りに達していない」ことが原因のことも多いです。
その背景には――
📱スマホのブルーライト
🍰夕食の糖質過多
🍺アルコールの摂取
😫ストレス・寝る直前の思考活動
などが影響しています。
🌟今日からできる「深い眠り」のための3ポイント
🕯️1. 寝る90分前にお風呂で副交感神経ON
→ 40℃前後のお湯に15分ゆっくり浸かりましょう♨️
🌙2. 夜は部屋を間接照明+涼しく静かに
→ 脳を「休息モード」に切り替える準備です🛌
📵3. スマホ・PCは寝る1時間前まで!
→ ブルーライトは成長ホルモンの天敵⚡
✨まとめ:深く眠る人は、若く、健康でいられる
糖化を防ぐ秘訣は、“眠っている間にどれだけ自分を修復できるか”にあります。
しっかり寝ることは、明日のあなたを守る“セルフメンテナンス”です🌿✨
📌次回予告
第3回:「夜ふかしはお肌と血管の敵!?糖化を進める生活習慣とは」
🍭甘いもの、スマホ、寝る直前の食事…
あなたも“糖化ブースター”になっていませんか?
本日もお読みいただき、ありがとうございました🙏
眠りを味方につけて、体の中から若返りましょう😊🌙
※本記事は日本抗加齢医学会・日本睡眠学会などのエビデンスをもとに構成していますが、医療的判断は専門医にご相談ください。
🖋️やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医学博士・山口裕礼(呼吸器専門医/温活士/薬膳調整師/腸内環境管理士 他)
投稿者プロフィール

-
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
クリニックだより2025年6月6日⏳人の時計を見るな🕰️〜自分だけのリズムで生きる勇気〜
クリニックだより2025年6月6日🍙「糖とホルモン」シリーズ第4回
クリニックだより2025年6月6日🍫「糖とホルモン」シリーズ第3回~女性ホルモンと糖の深い関係~
クリニックだより2025年6月6日🍭「糖とホルモン」シリーズ第2回