🍫第9回「甘いものをやめられないあなたへ」

~それ、あなたじゃなくて“腸”が欲しがってるのかも!?~

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸

今回は、多くの患者さんからご相談いただくこの悩み――

💬「甘いものをやめたいのに、やめられない…」
💬「疲れるとついスイーツに手がのびてしまう」
💬「やめるとイライラする・反動でドカ食いしてしまう」

それ、もしかしたら「あなたのせい」ではなく、腸内環境の問題かもしれません😲

🍬なぜ“甘いもの欲”はやめられないのか?

脳と腸は密接につながっていて、腸内細菌のバランスが食欲・気分・意思決定にまで影響を及ぼすことがわかっています。

特に…

🦠「甘党菌(シュガーバクテリア)」の存在

糖をエサにして繁殖する腸内細菌が増えていると、

👉 脳に「もっと糖をくれ!」と信号を送る
👉 糖をとると快感物質(ドーパミン)が出る
👉 “ごほうびループ”が発動して依存的に…

つまり、腸内の細菌たちが「甘いもの中毒」を引き起こしている場合があるのです😱

📋あなたはどのタイプ?「甘いもの依存」チェック

✅ 食後に甘いものがないと落ち着かない
✅ 疲れると甘いものが欲しくなる
✅ ストレスがかかるとコンビニに行ってしまう
✅ ダイエット中なのにスイーツを隠れて食べる
✅ 甘いものでイライラが落ち着く
✅ 朝や夜の間食がやめられない

3つ以上当てはまる方は、腸内バランスのリセットが必要なサインかもしれません⚠️

🌿甘いもの欲を減らす3ステップ

✅Step1:腸内リセットを意識した3日間

まずは「腸内環境の掃除」から!

  • 精製された砂糖、小麦、加工食品を控える
  • 発酵食品(納豆・味噌・甘酒・ぬか漬け)を毎日1品
  • 野菜スープや雑穀米でプレバイオティクス補給🌾

✅Step2:「脳の快感ルート」をリセット!

  • 軽い有酸素運動(散歩・ストレッチ)でセロトニン分泌UP
  • 呼吸法・マインドフルネスでドーパミンを安定化
  • スマホ断ちで「ジャンクな報酬」から距離を置く📴

✅Step3:「甘さ」の選び方を変える

代替品ポイント
無糖ヨーグルト+シナモン血糖安定+腸活◎
甘酒(無加糖・米麹タイプ)ゆるやかに糖を届ける
干し芋・さつまいも食物繊維たっぷりで満足感大
カカオ80%以上のチョコ抗酸化作用+糖質低め◎

💬患者さんの声より

🧑‍🍳「朝の菓子パンと午後のチョコがやめられず…でも腸活を3週間続けたら、自然と甘いものが“欲しくなくなった”んです!」

🌟まとめ:「欲求」は“意思”ではなく“環境”で変わる!

「甘いものをやめられない=意志が弱い」わけではありません。
脳と腸と血糖値のトライアングルが絡んでいるからこそ、
まずは「環境=腸内」を整えることが大切です😊

📌次回予告

第10回(最終回):「“糖化×睡眠”を味方に!今日から始めるセルフケア7選」
これまでのまとめと、“ゆるくて続く”抗糖化習慣をお届けします✨

📝本記事は、腸内フローラ研究、神経栄養学、依存行動研究のエビデンスをもとに構成しています。
糖質依存の背景にはホルモンバランスやストレスの問題もあるため、医師や管理栄養士にご相談ください。

🖋️やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医学博士・山口裕礼(呼吸器専門医/温活士/腸内環境解析士/薬膳調整師 他)

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)