👀第8回「“糖化顔”になっていませんか?見た目にあらわれる糖化サイン」

~そのくすみ・たるみ・疲れ顔、実は“内側の焦げ”かもしれません~
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
今回は、日々鏡を見るたびに感じる“見た目の変化”――
「疲れて見える」「肌の透明感がない」「老けた気がする」
そんなお悩みの背景に潜む「糖化のサイン」について解説します💡
🍩“糖化顔”とは?
糖化とは、体内のタンパク質が糖と結びつき、AGEs(終末糖化産物)という老化物質を生む反応でしたね。
これが皮膚に起きると…
👉 コラーゲンが硬くなり、肌の弾力が失われ
👉 血流が悪くなり、くすみが生じ
👉 肌の再生が遅れ、たるみが出てくる
その結果、現れるのが――
「糖化顔」です😱
📋糖化顔セルフチェック
あなたはいくつ当てはまりますか?
✅ 肌に黄ぐすみがある
✅ 目の下のクマが目立つ
✅ フェイスラインがぼやけてきた
✅ 口元に縦ジワ・たるみが出てきた
✅ まぶたが下がってきた
✅ 頬が以前より平坦になった(ハリの低下)
✅ スキンケアだけでは追いつかないと感じる
3つ以上当てはまる方は、“内側の糖化”が進んでいるかもしれません💥
📷糖化顔の特徴
部位 | 糖化のサイン |
---|---|
目元 | クマ、たるみ、まぶたの重さ |
頬 | ハリ・弾力の低下、毛穴の広がり |
口元 | マリオネットライン、ほうれい線の強調 |
肌全体 | 黄ぐすみ、透明感の低下、乾燥 |
🧬なぜ肌にあらわれるの?
肌のコラーゲンやエラスチンはタンパク質でできており、
血糖値が高い状態が続くと糖と結びついて劣化(糖化)してしまいます。
特に顔は皮膚が薄く、毛細血管が多い=変化が出やすい部位。
つまり、「糖化の進行度」が、“顔に映し出される”というわけです📉
🌿今日から始める「糖化顔」対策3選
✅1. 朝食前に白湯+血糖値コントロール
→ 起床後は白湯で腸を温め、朝食は野菜から食べる「ベジファースト」🍽️
✅2. 眠りの質を高める夜ルーティン
→ 夜のスマホ断ち📵、ストレッチ、ぬるめのお風呂で成長ホルモンを最大化!
✅3. “糖化ブレーキ”食材を意識して取り入れる
食材 | 抗糖化作用 |
---|---|
緑茶・抹茶 | カテキンがAGEs生成をブロック |
シナモン | 血糖値の急上昇を抑える |
青魚(サバ・イワシ) | 炎症を抑え、肌の修復に◎ |
レモン・ビタミンC食品 | AGEを分解&排出サポート |
💬患者さんの声より
🧑🎤「糖化って聞いて、最初はピンと来なかったけど、
食事と睡眠を見直したら肌が明るくなって、
“最近元気そう”って言われるようになりました✨」
🌟まとめ:「肌は、内臓の鏡」
スキンケアはもちろん大切。
でも、それだけでは追いつかない“肌の老化”は、
「糖化」=内側からの焦げつきが原因かもしれません。
だからこそ、
👉 食事
👉 睡眠
👉 腸内環境
この3つのケアが、真の“アンチエイジング”につながります🌿
📌次回予告
第9回:「甘いものをやめられないあなたへ〜“腸が欲しがる”メカニズム〜」
やめたいのにやめられない…実はそれ、腸内細菌のしわざかもしれません!
📝本記事は皮膚科学・抗加齢医学・糖化研究の論文をもとに構成しています。
肌の変化が気になる場合は、皮膚科または内科にご相談ください。
🖋️やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
医学博士・山口裕礼(呼吸器専門医/温活士/薬膳調整師/腸内環境解析士 他)
投稿者プロフィール

-
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
最新の投稿
クリニックだより2025年6月6日⏳人の時計を見るな🕰️〜自分だけのリズムで生きる勇気〜
クリニックだより2025年6月6日🍙「糖とホルモン」シリーズ第4回
クリニックだより2025年6月6日🍫「糖とホルモン」シリーズ第3回~女性ホルモンと糖の深い関係~
クリニックだより2025年6月6日🍭「糖とホルモン」シリーズ第2回