🧴《肌への影響》空気が原因!? オゾンによる“かゆみ・かぶれ”にご注意を💥

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼です。
「マスクでこすれて肌がピリピリ…」
「紫外線に当たると、なんだか赤くなる💦」
「最近、肌が敏感になった気がする…」
実はそれ、“空気のせい”かもしれません🌫️
見えないけれど、確実に私たちの肌に影響しているもの——それがオゾンです。

🌫️ オゾンってなに?どうして肌に悪いの?
オゾン(O₃)は、酸素が変化した非常に酸化力の強いガスです⚡
成層圏では紫外線をブロックしてくれる「守り神」ですが、
地上に近い場所(対流圏)では一転して“刺激物質”に!
特に晴れた午後、日差しが強くなると地表オゾン濃度が上昇し、
以下のような肌トラブルの原因になります👇
- かゆみ・ピリピリ感😣
- 赤み・かぶれ🚨
- アトピー性皮膚炎の悪化🔥
- 乾燥肌・敏感肌のバリア低下🧱
🧪 紫外線+マスク+オゾン=肌バリア崩壊💣
私たちの肌は「バリア機能」によって守られています🛡️
ところが……
外的刺激 | 影響 |
---|---|
🌞 紫外線 | 活性酸素を発生させ、コラーゲンを破壊! |
🌀 オゾン | 皮膚の脂質を酸化し、バリアを破壊! |
😷 マスク | 摩擦とムレで炎症を助長! |
このトリプルコンボが重なると、本来の保護力がダウンし、
「原因不明の肌荒れ」「季節性かぶれ」が一気に増えるのです😱
🧴 肌を守るためにできること🌿
✅ セラミド配合の保湿剤で朝晩ケア
→ 肌のバリア再生をサポート✨
✅ 摩擦レスのマスク選び
→ ガーゼやシルク素材、ゆとりのある形状を👒
✅ 日焼け止め+帽子+日傘の三重防御
→ 紫外線カットで酸化も予防☀️🧴
✅ 抗酸化成分をとる食生活
→ ビタミンC・E、緑茶ポリフェノール、トマトのリコピン🍅🥦🫒
👨⚕️ 環境とスキンケアの“架け橋”として
実は、オゾン・紫外線・大気汚染などの環境因子と、肌の健康には深い関係があります。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックでは、
こうした見えない空気の影響も含めて*肌と体の“トータルケア”を行っています🌱
👤この記事の監修者
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長 山口裕礼(やまぐち ひろみち)
- 日本呼吸器学会認定 呼吸器専門医
- 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医
- 環境省 環境人材認定事業/日本環境管理協会認定 環境管理士
- 日本スキンケア協会認定 スキンケアアドバイザー
皮膚と空気のつながりを医学と環境の両側面から見つめ、
「空気が見えないなら、“肌”に聞こう」という考え方で診療にあたっています🌏💆♀️
📣 最後に|「なんとなく不調」は気のせいじゃない!
「化粧品を変えてないのに荒れた」
「かぶれたけど、どこに触れたかわからない」
そんなときは、“空気中の刺激”が原因のこともあります🌬️
どうぞ、気軽に私たちにご相談ください💬
第二診察室ブログでは、今後も「肌と空気」「自律神経と生活」などの話題をお届けします📘✨
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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