🧪酸化=老化⁉オゾンと体の“サビ”を防ぐ生活習慣とは?

オゾンと体の“サビ”を防ぐ生活習慣とは?
こんにちは🌿
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長の山口裕礼です。
当院には、ふたつの診療の柱があります。
ひとつは、保険診療による日常の診察。
そしてもうひとつは、「未来の健康を育てる」取り組みです。
その第二の柱として、
📝このブログは“第二診察室”という位置づけで運営しています。
ここでは、自由診療やセルフケア・体質改善のヒントを、医師の視点から発信しています。
🌫️オゾンは“酸化”そのもの|空気が体をサビさせる⁉
晴れた午後、空気が澄んでいるように感じても…
実は、オゾン(O₃)という強力な酸化物質が大気中に増加しています。
🚗 車の排ガス+☀️ 太陽光で生まれるオゾンは、
呼吸器や皮膚にダメージを与えるだけでなく、
体全体を“酸化=サビ”させ、老化や不調を招く要因となります。
🧓 酸化が引き起こす“プチ不調”や老化のサイン
- 肌のくすみ・シワ・たるみ
- 慢性的な疲れやすさ
- 集中力の低下・イライラ
- 咳・喉の違和感・アレルギー悪化
- 生活習慣病や血管の老化
これらはすべて、「酸化ストレス」が背景にあるかもしれない症状です。
🍅“抗酸化”のある暮らしへ|日常でできること
酸化に負けない体を育てるには、毎日の選択がカギです🔑
✅ 食事でとるべき抗酸化成分
- ビタミンC(キウイ・ブロッコリー・パプリカ)
- ビタミンE(アーモンド・アボカド・オリーブオイル)
- ポリフェノール(緑茶・ベリー類・カカオ)
- βカロテン(かぼちゃ・にんじん・ほうれん草)
これらは、オゾンなどの酸化物質から体を内側から守ってくれる食材です🛡️
🧃ファスティングという“体の酸化リセット法”
ファスティング(断食)は、体内の代謝を整え、
ミトコンドリア活性や抗酸化酵素の働きを高めるアプローチです。
当院では、自由診療の一環として、第二診察室=本ブログにて、ファスティングの正しい知識と実践法を発信しています。
- 消化器を休めることで、細胞の修復力が高まる
- 腸内環境の改善
- 慢性疲労・冷え・肌荒れなどへの体質改善効果も期待
❗d-ROMs検査についてのご案内
現在、当院では酸化ストレスを測定するd-ROMs検査は行っておりません。
その代わり、以下のような観点からサポートを行っています。
🔹 自律神経バランス測定(SKY10)※自由診療
🔹 食事・生活習慣・睡眠・メンタルの丁寧な問診
🔹 ブログでの情報提供とセルフケア提案
🌿この“第二診察室”=ブログの役割
- 保険診療での治療だけでは届かない、生活習慣の根本改善
- 病気になる前にできること
- 患者さんが「自分で自分を守る力」を身につけるお手伝い
それが、このブログ=第二診察室の目指す医療です。
医師としての経験と、環境・栄養・ファスティング・抗加齢医学の視点を総動員して、
みなさんの“未来の健康”に貢献していきます。
📣まとめ
「なんとなく調子が悪い」
「年齢とともに疲れやすくなった」
「肌や気分に元気がない」
そんな時は、見えない“酸化”が進んでいるサインかもしれません。
薬ではなく、毎日の選択と環境への意識で体は変わっていきます。
ご興味のある方は、第二診察室=このブログを、ぜひ時々のぞいてみてください😊
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
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