👨‍🦳その咳、“加齢のせい”で片付けていませんか?

〜男性に多い慢性咳と“老化する気道”の正体〜

「最近、咳が長引いているけど…年のせいかな」
「検査では異常なしって言われたし、放っておこう」

そんなふうに、“加齢”を言い訳にして咳をあきらめていませんか?😷
実はその咳、“老化する気道”が原因かもしれません。
でも安心してください。原因がわかれば、対策もあります。

🫁年齢とともに「気道」も老化する⁉️

咳は「肺」や「のど」だけの問題ではなく、気道全体のコンディションが大きく影響しています。

年齢を重ねると、気道にこんな変化が起きてきます👇

✅ 気道粘膜が乾燥しやすくなる

・粘液を作る細胞の働きが低下
・繊毛運動が弱くなり、痰をうまく排出できない

✅ 咳反射が過敏 or 鈍くなる

・少しの刺激で咳が止まらない(=過敏)
・逆にむせても咳が出ない(=鈍感)

これらの変化は、加齢に伴う“気道の老化現象”といえます。

🧪カギは「酸化ストレス」だった!

私たちの身体は、毎日の呼吸・代謝・ストレスなどで活性酸素(フリーラジカル)を生み出しています。
この活性酸素が過剰になると「酸化ストレス」と呼ばれ、気道の細胞をじわじわと傷つけるのです。

特に男性は👇
・喫煙歴がある方が多い🚬
・脂っこい食事が多くなりがち🍖
・仕事ストレスや睡眠不足の蓄積😮‍💨

こうした生活習慣が酸化ストレスを増やし、
気道粘膜の老化を早める
慢性的な咳が出やすくなる
という悪循環に…!

👨‍⚕️「年齢のせい」で終わらせないために

では、何ができるのでしょうか?

✅ まずは受診を

長引く咳があれば、一度は呼吸器内科で検査を受けてみましょう。
「咳喘息」や「副鼻腔炎」「逆流性食道炎」が隠れている場合もあります。

✅ 抗酸化ケアを日常に

生活習慣で酸化ストレスを減らすことができます🍀
・ビタミンC・Eが豊富な食事(野菜・果物・ナッツ)
・禁煙🚭
・質の良い睡眠💤
・適度な運動🏃‍♂️

✅ 咳止めだけに頼らない

市販の咳止めでは「根本の炎症や老化」にアプローチできません。
気道を守る“内側からのケア”が大切です。

🗣️まとめ:「咳=老化」と思わず、一歩踏み出そう

咳が長引くと、「もう年だし仕方ないか…」とあきらめてしまいがちです。
でも実は、気道の老化には“止められる要因”があるんです。

今からでも遅くありません。
呼吸は“若返りのカギ”になるかもしれませんよ🌿✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)