11月にインフルエンザAにかかった方へ「いまさらワクチン…?」

「いまさらワクチン…?」と思ったあなたへ。結論=まだまだ意味あります!💉✨

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の山口裕礼です。

最近、患者さんからよくいただく質問があります。

「11月にインフルエンザAにかかりました。
もうワクチンの意味ないですよね?」

実はこれ、とても大事な質問です。
そして結論は…

✅ いまからでも“しっかり意味があります”😊✨

ここからは、その理由をやさしく解説します。

① A型にかかっても、B型には全く免疫がありません

インフルエンザは毎年、

  • 🍂 秋〜初冬:A型
  • ❄️ 冬〜春:B型

と“二段波”で流行します。
11月のA型はあくまで シーズン序盤

これから流行するB型には完全に無防備になります。

さらにワクチンは
👉 A型2種類(H1N1・H3N2)
👉 B型1種類(ビクトリア系統)
計3つの株に対応しています。

“これから来るB型の予防”に今がちょうどいいのです。

② 実際に「A型 → B型」と2回かかる人は毎年多い

臨床の現場では、よく見かけます。

  • 11月:A型
  • 1〜3月:B型

これは珍しくありません。
特に今シーズンは流行が早いため、
“二段の波” が起きやすい年です。

③ A型のあとだからこそ、B型の重症化を防ぎたい

A型にかかった後は、体力が落ちています。
体が弱ったところへB型に感染すると、
症状が強く出る方が少なくありません。

ワクチンは

  • かからないため
    だけでなく
  • かかっても軽く済むため
    にも効果があります。

これは いま接種しても十分間に合うメリットです。

④ 効果は約2週間で立ち上がる

ワクチンの効果は接種後すぐではなく、
約2週間かけて立ち上がります。

インフルエンザのピークは毎年
12月〜2月 に訪れるため、
今からでも間に合います。

🎯 まとめ

✔ A型にかかってもB型には無防備
✔ インフルエンザは毎年「2回型が変わって流行」
✔ 重症化を防ぐためにも今接種する意味あり
✔ ピーク時期に間に合うタイミング

👇 結論

👉 「いまさら」ではありません。ワクチン接種は今でも価値があります💉✨

ご不安がある方へ

  • 再度A型にかかるのか?
  • B型の症状はどう違うのか?
  • ワクチンを打つタイミングは?

など、体調や背景に合わせて個別に相談も可能ですので、
いつでも遠慮なくご相談ください😊💬✨

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
カラダ取説®マスター・ジェネラル ← NEW✨
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞