クリニックだより 皮膚科

夜も寝れない強いかゆみ!トコジラミ被害の全て:予防から治療まで

皮膚科

トコジラミ被害の全て:予防から治療まで

皆様、こんにちは。

最近、トコジラミ(別名:南京虫や床虫)による被害が増加しています。

この小さくて厄介な害虫は、夜間に活動し人の血を吸います。

今日は、トコジラミの予防、駆除、そして治療方法について詳しくご説明します。

1. トコジラミの特徴

トコジラミは体長5~8mm、茶褐色で扁平な体を持ちます。

彼らは特に夜間に活動し、ベッドや家具の隙間、壁の裂け目などに隠れます。

その繁殖力は非常に強く、一旦住み着かれると駆除が非常に困難です。

2. トコジラミ被害の症状

  • 強い痒み:トコジラミの唾液に含まれる麻酔成分により、刺された直後は感じにくいですが、数時間後に痒みが強く現れます。
  • 不眠:夜間の活動が主なため、睡眠中の刺咬は不眠の原因になります。
  • 精神的ストレス:被害が長期化すると精神的な負担が増大します。

3. 予防方法

  • 旅行時の注意:旅行先でのホテル等、トコジラミの報告がある場所には特に注意し、荷物は床に置かず、可能ならベッドの上に置くことが推奨されます。
  • 中古家具・衣類のチェック:中古の家具や衣類を購入する際は、トコジラミの卵や幼虫の付着がないかを確認してください。
  • 寝室の清潔保持:寝室を清潔に保ち、定期的に家具の隙間などをチェックすることで、トコジラミの隠れ場所を減らすことができます。

4. 治療方法

トコジラミに刺された場合は、皮膚科を受診し、以下の治療が行われます。

  • 外用薬:ステロイド軟膏や抗ヒスタミン薬を使用して痒みを和らげます。
  • 内服薬:痒みが強い場合には、抗ヒスタミン薬の内服が推奨されます。

5. トコジラミの駆除

トコジラミの駆除は専門業者に依頼するのが一般的です。

業者選びでは、過去の実績、見積もり、駆除後の保証を確認してください。

まとめ

トコジラミ被害は、予防が最も重要ですが、被害に遭遇した場合は速やかに対応をとり、専門医の診察を受けることが重要です。

この情報がトコジラミに関する理解を深め、適切な予防と治療に役立つことを願っています。

お困りの際は、お気軽に当院までご相談ください。


投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。