🌸更年期と肌トラブル｜エストロゲン低下が招く“乾燥・かゆみ”とは？

2025年6月19日 2025年7月4日院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

👩‍🦳「最近、肌が乾燥してかゆい…」それ、更年期かもしれません

「保湿してもかゆみが治らない…」
「急に肌が敏感になって、化粧品がしみる…」
そんなお悩み、ありませんか？👀

もしかしたらその原因は、更年期に伴う“ホルモンバランスの変化”かもしれません。

🔬エストロゲンとお肌の深い関係

女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、実はこんな“美肌効果”があります👇

✨皮脂の分泌を整える
🧱肌のバリア機能（セラミドなど）を保つ
💧水分保持力を高める
🔁ターンオーバー（肌の生まれ変わり）を整える

ところが、更年期になるとこのエストロゲンが急激に減少してしまうのです…😢

🧪ホルモン低下によって起こる肌変化とは？

エストロゲンが減ると、肌にはこんな影響が出てきます👇

影響	結果
皮脂分泌の減少	乾燥・粉吹き肌に
バリア機能の低下	外的刺激に弱くなり、かゆみ・ヒリヒリ感が
コラーゲン減少	ハリや弾力が失われ、シワ・たるみが出現
血流の悪化	くすみ・肌荒れ・赤みが出やすくなる

「年のせい」だけで片付けず、ホルモンの影響であることを知ることが第一歩です🌼

💡更年期肌のケアポイント3選

1️⃣ “保湿重視”のシンプルスキンケアを
　→セラミド・ヒアルロン酸配合の保湿剤がおすすめ🧴

2️⃣ 肌に優しい素材・低刺激処方を選ぶ
　→合成香料・アルコールは避けるのが◎

3️⃣ 食事・睡眠・運動でホルモンをサポート
　→大豆イソフラボン（納豆・豆腐）や腸活（発酵食品）も大切🍽️💤🏃‍♀️

🏥「我慢しない」ことが大切です

かゆみや乾燥が続くと、掻きむしり→炎症→湿疹につながることも…💦
「年齢的なものだから仕方ない」と諦めず、皮膚科に相談して適切な治療や保湿指導を受けましょう💡

当院ブログでは、更年期による肌トラブルの情報も発信しています🌿
ホルモン変化や体調の変化も含めて、やさしく丁寧に説明しています😊

🌈まとめ｜肌は“ホルモンの鏡”

更年期は、心も体も揺らぐ時期。
でも、自分の体の変化を正しく知り、整えることで
「第二の人生を、もっと健やかに、美しく」迎えることができます✨

お肌の変化が気になる方、ぜひお気軽にご相談くださいね💌

投稿者プロフィール

院長：山口裕礼（やまぐちひろみち）

からだ整えラボ
① 医学＝呼吸器・アレルギー
② 生活＝腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福＝働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格：
＜医学・医療＞医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
＜予防医学・代替医療・環境＞
カラダ取説®マスター・ジェネラル ← NEW✨
環境省環境人材認定事業日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
＜文化・生活＞
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®（バラ資格）
＜受賞歴＞
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞