クリニックだより 内科

大切なこと。妊娠と喘息について

内科

妊娠中でも薬は続けましょう

登録はコチラ

妊娠中のぜんそく患者さんが咳が止まらないと受診をされます

お母さんは非常に不安そうで、現在の症状、薬の影響などいろいろ心配をされております。

赤ちゃんの事を思うと心配な気持ちはよく理解できます。

妊娠と喘息には不思議な関係があります。

喘息の患者さんが妊娠すると

● ぜんそくの症状が悪化する人

● ぜんそくの症状が改善する人

● ぜんそくの症状が変わらない人

それぞれ約1/3づつとなります。

自分自身がどれに当てはまるかは妊娠をしなければわかりません。

大事なことは

ぜんそくの症状を適切にコントロールすることです

妊娠が分かったから自らの考えで薬を

やめたり、少なく使用したりすることはやめましょう

■ 多くのぜんそくの薬は、催奇形性についてはほとんど問題ありません

まずは主治医の先生にご相談ください。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
2017年1月、希望が丘(神奈川県横浜市)にて、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックを開院しました。