🌸「役に立たないものも、役に立つ」――老荘思想と健康の共通点🌸

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
からだ整えラボの山口裕礼です🌿

🧠ノーベル化学賞・北川進先生の“ひらめき”の源

2025年のノーベル化学賞を受賞された
京都大学特別教授・北川進先生(74)。
先生が生み出したのは、
「金属有機構造体(MOF)」という、
“孔(あな)”のある不思議な素材。

その発想の原点は、
学生時代に読んだ老荘思想の「無用之用」という考え方だそうです。

「一見、役に立たないように見えるものが、
実は最も大切な働きをしている」

たとえば、器の中の“空っぽな空間”。
それがあるからこそ、器は水を入れる「器」としての役割を果たせる――。

🍃「無用之用」はからだにも当てはまる

この考え方、実は健康にも通じるものがあります。

現代の医療や生活では「見えるもの」ばかりに目が行きがちです。
血液検査の数値、画像診断、体重や体脂肪…。
でも、健康の本質は“見えない部分”に宿ることが多いのです。

🫁深呼吸の「間(ま)」
😌休息の「余白」
🧘‍♀️心の「空(くう)」

これらは一見“何もしていない時間”に見えますが、
実は心身の修復や再生にとって、
とても“役に立つ時間”なのです。

💡見えないことを信じる力

北川先生は、
「孔(あな)」という“無”の部分を研究し続けた結果、
世界を変える発見にたどり着きました。

私たちの健康づくりも同じです。
栄養・運動・睡眠・人とのつながり――
その一つひとつに「目に見えない働き」があります。

からだ整えラボでも、
検査で“数字に出ない”領域、
たとえば「呼吸の深さ」「姿勢」「感情の安定」などを
とても大切にしています✨

🌱おわりに:無用の中にこそ、宝がある

「役に立たないもの」なんて、本当はこの世に存在しません。
失敗も、休息も、寄り道も――
それがいつか、人生や健康の「支え」になります。

どうぞ、焦らず、詰め込みすぎず。
からだにも心にも「余白」を残してあげてください🍀

📍やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
🫁からだ整えラボでは、
「見えない健康の力」を“見える化”する検査やカウンセリングも行っています✨
あなたの「無用之用」、一緒に見つけていきましょう😊

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)