発酵食品で健康をサポート!麹と甘酒の魅力
こんにちは。やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です。
季節の変わり目、特に暑い日と寒い日が交互に訪れる時期には、体調管理が重要です。
今回は、私が自宅で作った甘酒を例に、麹や発酵食品の健康への効果についてお話ししたいと思います。
発酵食品とは?
発酵食品は、微生物の働きによって食品が変化し、栄養価が高まったものです。
味噌、納豆、ヨーグルト、キムチなど、世界中でさまざまな発酵食品が愛されています。
これらには、腸内環境を整える善玉菌が豊富に含まれ、免疫力向上や消化促進、栄養吸収をサポートする効果が期待されます。
麹と甘酒の健康効果
麹は、日本の発酵食品の中でも特に重要な存在です。米麹を使って作る甘酒は、「飲む点滴」とも言われ、その理由は以下の栄養素にあります。
- ビタミンB群:疲労回復やエネルギー代謝を助け、心身の健康を支える。
- アミノ酸:タンパク質の構成要素で、体の修復や免疫機能の維持に寄与。
- 酵素:消化を助け、腸内環境を整える働きがあります。
甘酒はこれらの栄養素を豊富に含み、手軽に摂取できる点が魅力です。
特に生麹から作る甘酒は、発酵の力で自然な甘みが生まれ、砂糖を加えずとも美味しく仕上がります。]
発酵食品としての甘酒は、善玉菌を増やし腸内フローラを整える効果があり、免疫力の向上にもつながります。
発酵食品を日々の生活に取り入れるメリット
日常的に発酵食品を摂ることで、以下のような健康効果が期待されます。
- 腸内環境の改善:善玉菌が増えることで便通が良くなり、腸の健康が維持されます。
- 免疫力向上:腸内環境が整うことで体全体の免疫機能が高まります。
- 栄養吸収の促進:発酵によりビタミンやミネラルが吸収されやすい形になります。
私が今回作った甘酒は、麹300gと水600mLを電気圧力鍋で55℃に保ちながら9時間かけて発酵させたものです。
自家製の甘酒は香りが良く、発酵の豊かな風味が楽しめます。
季節の変わり目に飲むと、体を内側から温め、疲れた体を元気にしてくれます。
発酵食品を日常に取り入れよう
発酵食品は甘酒だけでなく、味噌汁やヨーグルト、納豆など、日々の食卓に取り入れやすいものがたくさんあります。
これらをバランスよく摂ることで、体調管理に役立てましょう。
寒暖差が大きくなるこの時期、体調を崩しがちですが、発酵食品の力で内側からの健康をサポートし、元気に過ごしていきましょう。
何かご相談があれば、クリニックへお気軽にお越しください。
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 山口裕礼