🍰皮膚トラブルの原因は“甘い生活”かも⁉

~皮膚疾患と「体の糖化」の知られざる関係~
こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
季節の変わり目やストレス、食生活の乱れ…。
なぜか最近、湿疹・かゆみ・にきび・乾燥肌がひどくなってきた💦
そんなお悩み、ありませんか?
実はその肌トラブル、
「糖化(とうか)」という体の中の“老化反応”が関係しているかもしれません😱
🧪糖化とは?かんたんに言うと…
糖化とは、余分な糖と体内のたんぱく質がくっついて、
AGEs(終末糖化産物)という“サビ”のような物質を作ってしまう反応のこと💥
このAGEs、体に溜まると…
👎 肌のハリ・ツヤがなくなる
👎 シワやたるみが増える
👎 肌の炎症が起きやすくなる
まさに「お肌の老化スイッチ」なんです💡
しかも一度できたAGEsは、なかなか分解されず蓄積されていくというやっかいな存在…。
🧴皮膚科で見る“糖化のサイン”って?
📌 アトピー性皮膚炎の悪化
糖質の多い食生活は、慢性炎症を助長しやすく、肌バリアの回復も遅らせます。
📌 にきび・脂漏性皮膚炎
甘い物や白米・パンなどの精製糖質は皮脂分泌を促進し、毛穴詰まりや炎症に。
📌 乾燥肌・くすみ・たるみ
糖化によってコラーゲンが硬くなり、肌のハリや透明感が失われます。
📌 かゆみや湿疹の治りにくさ
糖化により皮膚の免疫機能が落ち、トラブルが長引くことも。
🍞甘い物や炭水化物が皮膚に与える影響
「肌にいいもの食べてるつもりなんですけど…」
という方の多くが、
🍞朝はパン+ジャム+カフェオレ
🍜昼はラーメンorパスタ
🍪おやつにクッキーやチョコ
など、“糖質リッチ”な生活を無意識に送っているケースが多いです⚠️
血糖値が急上昇するたびに、体内で糖化が進行し、肌はダメージを受け続けています💣
🥗糖化を防ぐ7つの生活習慣✨
✅ 甘いお菓子やパンの食べすぎに注意(特に朝食)
✅ よく噛んでゆっくり食べる🍽️
✅ 野菜から食べる「ベジファースト」🥦
✅ 白米より雑穀・玄米・オートミールへ🌾
✅ 水分をしっかりとり、便秘予防🚰
✅ 食後の軽い運動で血糖値をコントロール🚶♀️
✅ 十分な睡眠とストレスケア🛌💤
🌿薬膳的視点から見た「糖化」と肌トラブル
薬膳の世界では、糖質のとりすぎは「湿熱(しつねつ)」を生み、
この湿熱が皮膚に影響すると言われています💦
🌿おすすめ食材はこちら👇
🔸 はとむぎ茶(余分な水分を排出し、肌荒れ予防に)
🔸 ごぼう(熱を冷まし、腸をきれいに)
🔸 緑豆(デトックス、炎症予防)
🔸 大豆製品(肌の再生に必要なたんぱく質)
日常に少しずつ取り入れるだけでも、体の内側から肌質改善が目指せます😊
🩺やまぐちクリニックでできること
当院では、皮膚科治療においても
💊 外用薬・内服治療だけでなく
🌿 生活習慣・食事・腸内環境・ホルモンバランス
など、トータルでサポートする治療方針をとれれば理想的です。
「今の症状をどう乗り切るか」だけではなく、
「再発を防ぐにはどうするか?」
という視点での診療も大切にしています🍀
しかし忙しい皮膚科外来では患者さんの日常生活まで介入できる時間は取れません。
📝このブログは“第二の診察室”です
外来診療では、どうしても目の前の症状への対応が中心になりますが、
本当はその奥にある「予防」や「根本的な体質改善」にこそ、大きな価値があります。
このブログは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの第二の診察室として、
日常生活の中で実践できる健康づくりのヒントをお伝えするために運営しています🌱
この内容は、すべて
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長・山口裕礼が責任をもって執筆・監修しています。
📍健康を守るための「気づきの場」として、ぜひご活用ください😊
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)