🍩肌は語る、糖化の真実!第1回:「あなたの肌トラブル、もしかして“糖化”が原因?」

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの山口裕礼です🌸
「しっかり保湿してるのに肌荒れが良くならない…」
「ニキビや湿疹が繰り返してしまう…」
「年々、くすみや小じわが気になってきた…」
そんなお悩みの裏に、もしかしたら――
“糖化”という体内反応が隠れているかもしれません❗
🧪糖化とは?
「糖化」とは、体の中に余分な糖(ブドウ糖など)があると、それが体内のたんぱく質や脂質と結びつき、
AGEs(終末糖化産物)という「老化物質」がつくられてしまう現象です💥
このAGEsが体内にたまると…👇
👎 皮膚の弾力が落ちる
👎 肌がくすむ
👎 炎症が長引く
👎 傷が治りにくい
つまり、見た目の老化+皮膚の回復力の低下を同時に引き起こすのです😱
🔥炎症・老化との関係
AGEsは、体のあちこちにダメージを与えますが、
特に影響を受けやすいのが「肌」や「血管」、そして「免疫」🚨
🔸AGEsは肌のコラーゲンやエラスチンを硬くし、しわ・たるみの原因に
🔸AGEsは免疫細胞の働きを狂わせ、アレルギーや炎症を悪化させる
🔸AGEsは皮膚のバリア機能を下げ、かゆみや湿疹が治りにくくなる
肌の奥で、見えない“糖の炎”がじわじわと燃えているような状態です🔥
🧏♀️なぜ皮膚に出やすいのか?
皮膚は体の最前線にある「バリア」であり、同時に「排泄器官」でもあります。
体の中で異常が起きているとき、皮膚に症状が出るのは自然なこと。
さらに…👇
📌 皮膚は糖化が起きやすい「コラーゲンたっぷりの組織」
📌 肌のターンオーバーはAGEsの影響を受けやすい
📌 紫外線や摩擦との相乗効果で、糖化ダメージが加速する
だからこそ、「肌トラブル」は体の内側が出している“SOSのサイン”とも言えるのです💡
🍰日常に潜む「糖化スイッチ」⚠️
意外とやってしまいがちな糖化を進める生活習慣、あなたはいくつ当てはまりますか?
❌ 朝は菓子パン+甘いカフェオレ
❌ 食後に必ず甘いスイーツ
❌ 炭水化物中心で野菜が少ない
❌ 早食い&満腹まで食べる
❌ 夜遅い食事+睡眠不足
❌ 運動不足&冷え性
これらはすべて、「AGEsを作りやすい環境」😣
“甘い生活”が、肌にも静かにダメージを与えているかもしれません…。
📚次回からは「症状・疾患別に深掘り」していきます✨
糖化は、さまざまな皮膚疾患と関係しています。
🔹 アトピー性皮膚炎
🔹 にきび・脂漏性皮膚炎
🔹 乾燥肌・小じわ
🔹 かゆみ・湿疹
🔹 傷の治りにくさ
🔹 帯状疱疹・ヘルペスの再発
などなど…。
【糖化】がそれぞれにどう関係しているのか?
どんな食材・生活習慣が肌を救ってくれるのか?
👉次回以降の記事で、じっくり解説していきます📘✨
どうぞお楽しみに!
🩺やまぐちクリニックでできること
当院では、皮膚科治療においても
💊 外用薬・内服治療だけでなく
🌿 生活習慣・食事・腸内環境・ホルモンバランス
など、トータルでサポートする治療方針をとれれば理想的です。
「今の症状をどう乗り切るか」だけではなく、
「再発を防ぐにはどうするか?」
という視点での診療も大切にしています🍀
しかし忙しい皮膚科外来では患者さんの日常生活まで介入できる時間は取れません。
📝このブログは“第二の診察室”です
外来診療では、どうしても目の前の症状への対応が中心になりますが、
本当はその奥にある「予防」や「根本的な体質改善」にこそ、大きな価値があります。
このブログは、やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニックの第二の診察室として、
日常生活の中で実践できる健康づくりのヒントをお伝えするために運営しています🌱
この内容は、すべて
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック 院長・山口裕礼が責任をもって執筆・監修しています。
📍健康を守るための「気づきの場」として、ぜひご活用ください😊
✅次回予告:【第2回】「糖化が“かゆみ神経”を刺激する?~慢性かゆみの裏側に迫る~」
投稿者プロフィール

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資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)