🤧咳をしても“病院に行かない”男性たちへ

〜受診をためらう理由と「予防=若さ」の新常識〜

「咳ぐらいで病院なんて…」
「時間がない」「様子を見ていれば治るはず」

こうした“男性あるある”に、心当たりはありませんか?

実は、男性は女性よりも病院を受診するまでが遅いと言われています。
特に「咳」という症状は、命にかかわらないと思われがちで、
👉 “病気のスタート地点”として見逃されやすいのです。

🧠男性が受診をためらう心理とは?

① 「自分は大丈夫」という過信

→ 病気を認めたくない/他人に弱さを見せたくない

② 忙しさ・面倒くささ

→ 仕事優先/症状があっても後回し/健康は後回しにしがち

③ 情報に頼りすぎる

→ ネットで検索して「風邪だろう」と自己判断しがち

こうした傾向が、“治せたはずの病気の見逃し”につながることも…。

🫁「咳」は、体の防衛サイン

咳には必ず**理由(原因)**があります。

✅ ウイルス・感染症
✅ 気道アレルギー(花粉、ハウスダストなど)
✅ 喘息・咳喘息
✅ COPD(慢性閉塞性肺疾患)
✅ 逆流性食道炎(GERD)
✅ 心不全・高血圧の薬の副作用

いずれも、早めに対処すれば悪化を防げる疾患ばかりです。
“様子を見る”ことで、長引いて生活の質を落としてしまうことも。

🧬抗加齢医学からのメッセージ:「予防は、最高のアンチエイジング」

抗加齢医学(アンチエイジング医学)では、
「未病」=まだ病気になっていない段階でのケアが最重要とされています。

✅ なぜ“咳のうち”に受診すべき?

  • 炎症が慢性化する前に止められる
  • 気道過敏性(過剰に反応する状態)を改善できる
  • 本人が気づかない肺機能低下をキャッチできる
  • 体の「老化スピード」を緩やかにできる

💡病院に行くこと=弱さではない。未来への投資です

病院に行くことは、「不安だから」ではなく、
👉 「賢く生きるための戦略」です。

特に、40代以降の男性は、
・生活習慣病のリスク
・ホルモン変動(男性更年期)
・肺や心血管系の変化
が進みやすくなります。

“咳”をきっかけに、
自分の身体をメンテナンスする習慣をつくりましょう。

🚹まとめ|「病気になる前」に動ける男はカッコいい

🗣️「病院にはいつ行くのが正解ですか?」
👨‍⚕️答え:「迷った時点で、行ってください」

病気になってから“治す”のではなく、
病気になる前に“気づく”ことこそが、若さの秘訣です。

「咳なんて…」を、「今のうちにチェックしておこう」へ。
未来のあなたが、きっと感謝してくれます。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)