🎓学びとは、「よりよく生きること」

~本当の“学ぶ喜び”を思い出すために~

こんにちは。
今日は、ちょっと立ち止まって「学ぶこと」について一緒に考えてみませんか?

私たちは、小さい頃から「勉強=テストのため」「いい点をとるため」と教わってきました。
でも、それだけが“学び”なのでしょうか?

📖今回ご紹介する本
『100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門』
著:本間正人 先生

この本の中で語られている「学びの本質」は、思わずハッとさせられるものでした。

🌱「学ぶ」って、そもそも何のため?

本の中では、こう書かれています。

学習とは、「よりよい人生のために活用できること」を学ぶ営みである。

つまり、「学び」とは点数や偏差値のためではなく、
自分の人生を充実させ、喜びや幸福を感じるための行動なのです。

🎯テストの点よりも大切な“満足感”

受験、進学、資格試験……。
たしかに試験に合格すると「やった!」「うれしい!」という気持ちになりますよね。

でもそれは、一時的な“達成感”にすぎません。
その裏には、「落ちたらどうしよう」「不合格だったら…」という不安も隠れています。

学びが喜びの源ではなく、恐れの裏返しになっているとしたら、
それは本来の「学びの力」とは違うのではないでしょうか?

✨「学ぶ喜び」とは、ワクワクから生まれる

人が本当に“学んでよかった”と感じる瞬間。
それは──

💡「なるほど!」と世界が広がったとき
🎨 自分の関心や好奇心が満たされたとき
🧭 新しい視点を手に入れたとき

こうした体験は、「ワクワク感」から始まります。

本間先生は、それを“学ぶプロ”の感覚と表現しています。
この感覚は、年齢に関係なく、誰にでも訪れるものです。

📌英語が話せないのは“楽しさ”が足りなかったから?

本書では、日本の英語教育についても語られています。

中高で6年間も学ぶのに、英語が話せない人が多いのはなぜか?

その理由のひとつが、
👉 「英語を使う目的がわからない」
👉 「教える側も英語を話せなかった」
👉 「授業が楽しくなかった」

つまり、喜びを伴う“実感”がなかったからです。

学ぶことが「苦行」になってしまえば、人は自然と遠ざかってしまいますよね。

🌍学びは、人生を自由にする道具

知識を得ること、技術を身につけることは、
ただの“手段”であって、目的ではありません。

本当に大切なのは、
🧠「どう生きたいか」
💬「何を大切にしたいか」
🎯「自分にとっての幸せとは何か」

それらを見つけ、実現するために、私たちは“学ぶ”のです。

📝まとめ:学びは「幸せになる力」

学ぶことは、人生の中で最も尊い営みのひとつです。
誰かに言われてやるのではなく、
「もっと知りたい」「もっと良くなりたい」という気持ちから始まる“内発的な行動”です。

大人になっても、歳を重ねても、
学びはずっと私たちの味方でいてくれます。

「点数のための学び」から、
「よりよく生きるための学び」へ──。

その一歩を、今日から踏み出してみませんか?


📚参考書籍
『100年学習時代 はじめての「学習学」的生き方入門』
本間正人 著(2024年/BOW BOOKS)

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ 主宰
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)