🌿 “治らない病”と共に生きるという現実

〜 抗加齢医療がめざす「人生の質」のお話 〜

こんにちは😊
やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の 山口裕礼 です。

✅ 治らない病は、特別な出来事ではない

とある本にこう記されていました。

「認知症、慢性心不全、進行した癌の患者……。
病が老いというもののひとつの表現型であるなら、
治らない病を抱えた人は山のようにいる。」

この一文は非常に本質を突いています。

私たちは
“治らない病=例外的な不幸”
と考えがちですが、そうではありません。

病とは
✅ 老い
✅ 時間
✅ 生きる
の自然な延長線上にあり、

人間のありのままの姿のひとつ
なのです。

✅ 若い人の中にもいる

続いて、こうも書かれています。

「若い人の中にも、不治の病をわずらう人がいる。」

病は
“お年寄りだけのもの”
ではありません。

若くして
病と共に生きる方もたくさんいます。

大切なのは、
そうした現実が
“異常”でも
“特別”でもない、
人間社会の自然な構造の一部
だということです。

✅ 「治る/治らない」で人生を区切らない

医療は
治療により良くなる人たちを多く見ます。

しかし、
治療の効果が限定的だったり
完全な回復が難しい場合もあります。

そのとき
「治らない=終わり」
ではありません。

むしろ
そこから始まる人生があります。

📌 自分のペースで生きる
📌 身体をいたわる
📌 周囲の支えを感じる
📌 価値観が深まる

病はときに
過酷さを連れてきますが、
同時に、
生きる意味を問い直す“契機”
にもなりえます。

✅ 抗加齢医療=「老いを受け容れ、豊かに生きる」ための医学

当院が行う
抗加齢(アンチエイジング)医療
は、

若さを取り戻す魔法でも
病を完全に消す技術でもありません。

むしろ
🌱 “老いを敵にしない”
🌱 “病と共に生きる力を育てる”

という
人生を支える医療
です。

抗加齢とは
「老いに逆らう」ことではなく
“老いを味方につける”
こと。

適切な知識やケアを通じて
人生をより穏やかに
より自然体で
歩んでいける

それが本当のアンチエイジングだと思っています✨

✅ 人は、病があっても幸せに生きられる

文には
核心が続きます。

「病気に苦しむのは年配の人に限らない」

つまり
年齢に関係なく
誰にでもあり得る話だからこそ、

病を抱えながら
幸せに生きる道を
一緒に探す必要がある。

それが
私たち医療者の役割ではないでしょうか。

✅ 最後に

治る/治らない
若い/老いた
元気/不調

そのどれもが
人生の“ひとつの表現型”。

どの状態にも
価値があり
尊厳があります。

だからこそ
病が治らなくても
人は
日々を豊かに生きることができる

それを
医学の側から支えるのが
当院の想いです🌿

今日も
あなたの人生が
やさしく照らされますように☀️

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
カラダ取説®マスター・ジェネラル ← NEW✨
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞