🌡️【インフルエンザAが猛威】ひと月前にワクチンをした患者さんが “守られた” 話 🌟

インフルエンザAに“かかったのに”軽症で済んだ患者さんの話 💉✨

やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック
院長の 山口裕礼 です。

今日は、
「ワクチンの本当の価値が、ものすごくよく分かるケース」
をご紹介します。

🧑‍⚕️ 昨夜 38℃ の発熱で受診した患者さん

ひと月前に当院で インフルエンザワクチン をされた方が、
「夜に38℃の発熱が出た」と受診されました。

ところが翌朝には…

🌞 熱が下がり、“症状ゼロ” に。

  • 咳なし
  • 鼻水なし
  • 喉の痛みもなし
  • だるさもまったくなし

あまりに回復が早いので、
「本当にインフルなのかな?」と思うくらい。

しかし検査をすると——

🧪 結果:インフルエンザA “陽性”

そうです。
実際に インフルエンザA でした。

なのに、
症状は 38℃がたった一晩だけ。

翌日には普通に生活できるほど軽い。

ここが今日のポイントです。

👶👦 家族全員は重症化…しかし本人だけが軽く済んだ理由

詳しく伺うと、

  • 子ども → 高熱でダウン
  • 孫 → インフルAでぐったり
  • 家族 → 全員ワクチン未接種

どの方もつらい状態…

対して本人は、

💉「ひと月前にワクチンを接種していた」

これだけで具合がまったく違ったのです。

💡 ワクチンは“感染を完全に防ぐもの”ではありません。

ですが、医師として確信を持って言えることがあります。

🛡️ ワクチンの本当の力は “重症化を防ぐ” こと。

  • 発熱しても 軽く済む
  • 寝込む期間が 極端に短くなる
  • 肺炎・入院リスクを 大幅に下げる

今回の患者さんは、
その効果が textbook(教科書)のように表れたケースです。

同じウイルスに暴露したのに

  • ワクチン未接種 → 高熱で苦しむ
  • ワクチン接種 → 一晩で改善、翌朝から普通の生活

これだけ差がつきます。

📈 神奈川では今、インフルエンザAが“異常に”増えています

若年層から高齢者まで広く流行し、
例年より 1ヶ月以上早い ペースで拡大中。

「流行してから打つ」のでは遅い季節になってきました。

今回の患者さんのように、
ワクチンを受けていたことで
“未来の自分が守られる” のを何度も見ています。

💉 迷っている方へ:今からでも間に合います。

  • 家族を守りたい方
  • 学校・受験を控えている方
  • 仕事を休めない方
  • 体を守りたいすべての方

ワクチンは
「もしも」のとき、自分と家族の生活を守る最強の備えです。

今回のケースはその象徴でした。

相談だけでも構いません。
あなたやご家族が安心して過ごせるよう、
全力でサポートいたします。

補足🌀 ワクチンは“自由”。

でも「大きな世の中の流れ」に逆らわないという智慧もある

インフルエンザワクチンは、
打つ・打たないは個人の自由 です。
価値観も生活環境も違うので、強制されるべきものではありません。

一方で、医師として現場にいて感じるのは、
“病気の流行には、時代ごとの大きな流れがある” ということです。

中国古典では、
「大勢に順う(したがう)」
「時に乗る」
「天の時を読む」

という考え方がしばしば説かれます。

これは、
「世界が大きく動くとき、その流れに逆らわず身を守るほうが賢明である」
という、昔からの智慧です。

いまのインフルエンザ流行は、
まさに “時の流れ(大勢)” が強く動いている状態 です。

そして現代社会において、
その流れの中で自分を守る手段のひとつが——

🌊 ワクチンを打つこと。

古典にいう
“大河に舟を浮かべるように、無理なく、順に従って進むこと”
に通じます。

今回の患者さんのように、
同じ大河を過ごしていても
舟(防御力)が整っているかどうかで、結果はまったく違う。

ワクチンはまさにその「舟」を強くする行いです。

投稿者プロフィール

院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
院長:山口裕礼(やまぐちひろみち)
からだ整えラボ
① 医学=呼吸器・アレルギー
② 生活=腸・温活・食・睡眠・肌
③ 幸福=働き方・環境・園芸
“病気を診るだけでなく、人をまるごと診たい”
——その思いを胸に、学びを続けています。
医学的根拠 × 生活習慣 × 心の豊かさ
三位一体の医療をめざしています。
資格:
<医学・医療>医学博士、日本呼吸器学会認定呼吸器専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、日本喘息学会認定喘息専門医、日本内科学会認定内科医、日本喘息学会認定吸入療法エキスパート
<予防医学・代替医療・環境>
カラダ取説®マスター・ジェネラル ← NEW✨
環境省 環境人材認定事業 日本環境管理協会認定環境管理士、漢方コーディネーター、内面美容医学財団公認ファスティングカウンセラー、日本セルフメンテナンス協会認定腸内環境管理士、腸内環境解析士、日本温活協会認定温活士、薬膳調整師、管理健康栄養インストラクター、食育健康アドバイザー、日本フェムテックマイスター協会公認フェムテックマイスター®上級、公認妊活マイスター®Basic、日本スキンケア協会認定スキンケアアドバイザー、メンタル士心理カウンセラー、アーユルヴェーダアドバイザー、快眠セラピスト、安眠インストラクター
<文化・生活>
日本園芸協会認定ローズ・コンシェルジュ、ローズソムリエ®(バラ資格)
<受賞歴>
第74回日本アレルギー学会学術大会「働き方改革推進奨励賞」受賞